本と宴





挑戦と失敗はおめかしに通じるシルクロード。

 
ご来訪に感謝。
ところで、こんなことを思う時がないだろうか?
 

 

  • 服に興味がある。
  • オシャレに生きたい。
  • いやいや、『オシャレ』ではない、『おめかし』なのだ。

 

ちょうどよかった。

そんな人にオススメのエッセイがある。

川上 未映子さんの『おめかしの引力』だ。

 

あらすじ

ぶったおれるほど最高で、起きあがれないくらい不安。夢中にさせる、これなあに。気づけばいつも泣き笑い、“おめかし”をめぐる失敗、憧れ、エトセトラ。朝日新聞で6年にわたり連載された大人気爆笑エッセイ+写真&特別インタビュー付き!(「BOOK」データベースより)

 

おめかしの引力

f:id:s-utage:20210416120011j:plain

おめかしはその日その時の気分を高揚させてくれる魔法。たまに失敗もするけれど、それはそれで楽しいし、思い出の残像として深く刻み込まれていく。

 

おめかし論。

本作は川上未映子さん独自のおめかし論とエピソードで構成されているエッセイ集。女性独自のおめかし感覚や、彼女が語るおめかしの真髄は斬新であるし、興味深い。

 

普段、女性にファッションについて詳しく聞く機会のない僕としては、最高に楽しめさせて頂いた。とくにファッションに興味がある方には、より共感できて、より楽しめるエッセイなのではないだろうか。

 

更に、本作には川上コレクションの一部が写真で掲載されている。そこに資生堂の撮影での川上さんの写真もあるのだが、美しすぎる。僕がモナリザを知らない人だったら、彼女こそがモナリザだと認識したことだろう。

 

 
女神はここにいたのだ。
 

 

ブラジャーとニナ・リッチ。

f:id:s-utage:20210416120007j:plain

ブラジャー革命のエピソードがある。

 

男性にとってブラジャーの字面の破壊力はエゲツないものだが、掻い摘んで言うと、乳首出していこうぜ! と言う話だ。あ、かいつまみ過ぎた。詳しくは読んでいただきたい。

 

日本同時多発ノーブラ革命。

僕は今のところブラジャーをつけたことがないのだが、猛暑のブラジャーは息苦しいみたいである。

 

だから、夏場のブラジャーはやめようぜ!という大賛成の案だ。ワクワクしながら日本同時多発ノーブラ革命を待ち望むことにしよう。まあ、こういう男性がいるから駄目なんだよね。

 

先陣を切った川上さんが透け透け乳首で公演をしたらぜひいきたいものである。

 

ニナ・リッチ。

ニナ・リッチというブランドが本当に好きなんだな、というエピソードがある。

 

忘れていたけれど、実は家にあったニナ・リッチを発見し、自分の娘を事情があり置き去りにしたけれど、やはりそんなこと出来なくて置き去り場所に戻った時のように「ニナ!ごめんなさいニナ!」という川上さんは可愛くて仕方がない

 

出来れば僕が川上さんのニナ・リッチになってあげたいのだが、おそらく願い下げだろう。僕の価値はニナ・リッチよりも安いのだから仕方がない。

 

 
早く価値の高い人になりたい。