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どうも、幼少の頃から悩みの種だった変にあるほくろを引きちぎってみた宴です。
不思議ですね、普通に血が出ました。
さて、そんなわけで今回は『【文学クイズ・全30問】『直木賞』のことががよくわかるクイズを作ってみました』をお届けいたします。
『直木賞』のことががよくわかるクイズ 全30問
突然ですが、みなさんは直木賞を知っていますか?
僕は毎回候補作を読んで予想しているのですが、一度も当たったことがありません。
これではいざ審査員として任命された時に責任が持てません。
困りました…
直木三十五賞(なおきさんじゅうごしょう)は、大衆性を押さえた長編小説作品あるいは短編集に与えられる文学賞である。通称は直木賞。 上半期は前年12月1日~5月31日までに発表された作品が対象。候補作発表は6月中旬、選考会は7月中旬、贈呈式は8月中旬。 下半期は6月1日~11月30日までに発表された作品が対象。候補作発表は12月中旬、選考会は翌年1月中旬、贈呈式は2月中旬。
「直木三十五賞」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(https://ja.wikipedia.org/)
最終更新日時:2022年7月22日 (金) 21:07(日本時間)
アクセス日時:2022年8月1日 17:00(日本時間)
で、この度、直木賞の理解を深めたいと思いまして『直木賞』のことががよくわかるクイズを作ってみました。
問題は全部で30問です。
それではどうぞ。
直木賞クイズ 1~10問
直木賞の由来である作家、直木三十五。31歳の時のペンネームは?
答 : 直木三十一
年齢を元に35歳まで変え続けた。
受賞者には副賞として100万円が贈呈されるが、正賞は?
答 : 懐中時計
創設当時、高価でお金に換えられるものだったから、といわれている。
直木賞は無名・新人及び中堅作家によるどんな小説の文学賞?
答 : 大衆小説
「芸術性」よりも通俗的で「娯楽性」に重きを置いている小説の総称。
第28回直木賞候補でありながらも、芥川賞で受賞した作家は誰?
答 : 松本清張
選考委員の永井龍男が「これはどうみても芥川賞向きである」と発言したため。
134回『容疑者Xの献身』で受賞した東野圭吾さん。落ちるたびに仲間と酒を飲み、選考委員の何を言っていた?
答 : 悪口
最初にノミネートされてから7年後の快挙だった。
これまでにただ一人直木賞受賞を辞退している作家は?
答 : 山本周五郎
第17回『日本婦道記』が選ばれるが辞退。
第11回受賞作『小指・その他』で22歳10か月という歴代最年少受賞記録を樹立した作家は誰?
答 : 堤千代
脳血栓を併発し満38歳で早逝した。
第102回受賞作『小伝抄』で68歳2か月という最年長受賞記録を樹立した作家は誰?
答 : 星川清司
脚本家でもあったが、晩年はもっぱら小説家としての活動に専念した。
第135回に受賞した三浦しをんさんの小説は?
答 : まほろ駅前多田便利軒
まほろ市で便利屋を営む多田・行天の物語。
第117回に受賞した浅田次郎さんの小説は?
答 : 鉄道員(ぽっぽや)
不器用な鉄道員の物語が収録された全8篇の短編集。
直木賞クイズ 11~20問
第105回に受賞した芦原すなおさんの小説は?
答 : 青春デンデケデケデケ
四国の田舎町の高校生たちの物語。
第97回受賞作『海狼伝』の白石一郎さんと142回受賞作『ほかならぬ人へ』の白石一文さん。この二人の関係は?
答 : 親子
一文さんと双子の白石文郎さんも作家である。
第125回受賞作『愛の領分』の藤田宜永さんと114回受賞作『恋』の小池真理子さん。この二人の関係は?
答 : 夫婦
小池真理子さんは『短編の名手』と謳われた。
第85回に『人間万事塞翁が丙午』で受賞し、東京都知事も務めた作家は誰?
答 : 青島幸男
多才の人として知られ、『超マルチタレント』と呼ばれた。
第97回『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で受賞した山田詠美さんの愛称は?
答 : ポンちゃん
赤ちゃん言葉の「ポンポン」から派生し、友人たちが名付けた。
第6回『ジョン萬次郎漂流記・その他』で受賞した作家は誰?
答 : 井伏鱒二
代表作に『山椒魚』『黒い雨』などがある。
第42回『梟の城』で受賞した作家は誰?
答 : 司馬遼太郎
代表作に『竜馬がゆく』『燃えよ剣』などがある。
第115回『凍える牙』で受賞した作家は誰?
答 : 乃南アサ
代表作に『地のはてから』『水曜日の凱歌』などがある。
第161回に受賞した大島真寿美さんの『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』 さて読み方は?
答 : うず いもせやまおんなていきん たまむすび
人形浄瑠璃作者近松半二の生涯を描く物語。
第146回に受賞した葉室麟さんの『蜩ノ記』 さて読み方は?
答 : ひぐらしのき
武士道を貫く生き様と覚悟を描いた時代小説。
直木賞クイズ 21~30問
第52回に受賞した安西篤子『張少子の話』 さて読み方は?
答 : チャンシャオツ
中国を舞台にした短編集。
第139回『ゴールデンスランバー』が候補作として選ばれるも辞退した作家は誰?
答 : 伊坂幸太郎
おだやかな気持ちで執筆できなくなるため。
第128回『半落ち』が候補作に選ばれるが落選し、直木賞に決別宣言をした作家は誰?
答 : 横山秀夫
選考委員、主催者のやり方に納得がいかなかったため。
第3回受賞作『天正女合戦・武道傳來記』の海音寺潮五郎さんは西郷隆盛が大好きであるが、大嫌いなものは?
答 : 犬
西郷隆盛の愛犬の名前は『ツン』という。
第155回に受賞した荻原浩さんの小説は何の見える理髪店?
答 : 海
喪失と希望を描いた家族の短編集。
第163回に受賞した馳星周さんの小説は少年と何?
答 : 犬
人生を彷徨う人たちと犬の物語。
第124回に受賞した重松清さんの小説はビタミン何?
答 : F
心を癒してくれる家族の短編集。
第156回に受賞した恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』が受賞したもう一つの文学賞は?
答 : 本屋大賞
直木賞と本屋大賞のダブル受賞は史上初。
第165回『テスカトリポカ』で受賞した作家さんは誰?
答 : 佐藤究(きわむ)
旧筆名、佐藤 憲胤(さとう のりかず、犬胤 究(けんいん きわむ)でも作品を残している。
第165回に受賞した澤田瞳子さんの小説は?
答 : 『星落ちて、なお』
W受賞は10年半ぶりだった。
最後に
お疲れさまでした。
『直木賞』のことががよくわかるクイズはいかがだったでしょうか。
問題作成にあたり、いろいろと調べてみましたが、歴史ある直木賞は大変興味深かったです。
このブログも同じように歴史を刻んでいけたらと思います。
目指せ、半世紀。
それでは本日はこのへんで。
ご覧いただきありがとうございました。


