本と宴





【クイズ】読み手を物語に引きずりこむ魔法の言葉である文豪たちの名作の書き出しが気になったので勝手にクイズにしてみた

管理者:宴

ご来訪に感謝。

ところで、こんなことを思う時がないだろうか?

 

 

  • どうしようもなくクイズがしたい。
  • 文豪を尊敬している。
  • 小説の書き出しが好き。

 

ちょうどよかった!

そんな人におすすめのクイズがある。

 

文豪たちの名作書き出しクイズ

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『歳を重ねても綺麗な肌を保つための若い頃からのケア』と『小説の書き出し』って重要だよね。

どうも、宴だよ。

 

memo

何もしなくても綺麗なのは若いうちだけ。

 

今回は文豪たちの小説の書き出しが気になって気になって、雪山に遭難して早3日目でも眠れないぐらい気になってしまったので、クイズにしてみた。

 

全30問、ぜひ挑戦してみてほしい。

 

文豪たちの名作書き出しクイズ1~10問

管理者:宴
それではどうぞ!
 

 

問1

ある日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。

答 : 芥川龍之介『羅生門』

初出は1915年11月『帝国文学』

 

問2

高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟である。

答 : 森鴎外『高瀬舟』

初出は1916年1月1日『中央公論 第31年第1号』

 

問3

どっどど どどうど どどうど どどう

答 : 宮沢賢治『風の又三郎』

1934年に発表された。

 

問4

これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。

答 : 新美南吉『ごん狐』

初出は1932年1月号『赤い鳥 復刊第三巻第一号』

 

問5

海岸の小さな町の駅に下りて、彼は、しばらくはものめずらしげにあたりを眺めていた。

答 : 山川方夫『夏の葬列』

初出は1962年8月1日、『ヒッチコック・マガジン 第四巻第九号』

 

問6

小雨が靄のようにけぶる夕方、両国橋を西から東へ、さぶが泣きながら渡っていた。

答 : 山本周五郎『さぶ』

初出は1963年1月4日号~7月5日号『週刊朝日』

 

問7

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。

答 : 福沢諭吉『学問のすすめ』

初出は1872年2月『学問のすすめ』

 

問8

山手線の朝の七時二十分の上り汽車が、代々木の電車停留場の崖下を地響きさせて通るころ、千駄谷の田畝をてくてくと歩いていく男がある。

答 : 田山花袋『少女病』

1907年に発表された。

 

問9

えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。

答 : 梶井基次郎『檸檬』

初出は1925年1月『青空 創刊号』

 

問10

そのころ、東京中の町という町、家という家では、ふたり以上の人が顔をあわせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪人「二十面相」のうわさをしていました。

答 : 江戸川乱歩『怪人二十面相』

初出は1936(昭和11)年1月号~12月号『少年倶楽部』

 

文豪たちの名作書き出しクイズ11~20問

管理者:宴
まだまだいくよ!
 

 

問11

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。

答 : 鴨長明『方丈記』

1212年3月末日に記されたとされている。

 

問12

もはや「火星兵団」の噂をお聞きになったであろうか!

答 : 海野十三『火星兵団』

初出は1939年9月24日~1940年12月31日『大毎小学生新聞』1939年9月24日~1940年12月30日『東日本小学生新聞』

 

問13

親愛なるA君!

答 : 小酒井不木『恋愛曲線』

初出は1926年1月号『新青年』

 

問14

「おい地獄さ行ぐんだで!」

答 : 小林多喜二『蟹工船』

初出は1929年5月、6月号『戦旗』

 

問15

朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、

答 : 太宰治『斜陽』

初出は1947年7月1日~1947年10月1日『新潮 第四十四巻第七号~第十号』

 

問16

その家には人間と豚と犬と鶏と家鴨が住んでいたが、まったく、住む建物も各々の食物も殆ど変っていやしない。

答 : 坂口安吾『白痴』

初出は1946年6月1日『新潮 第四十三巻第六号』

 

問17

橋本の家の台所では昼飯の仕度に忙しかった。

答 : 島崎藤村『家』

1911年11月に自費出版で発表された。

 

問18

十年をひと昔というならば、この物語の発端は今からふた昔半もまえのことになる。

答 : 壺井栄『二十四の瞳』

初出は1952年2月1日~11月1日『ニューエイジ』

 

問19

いろんなことを知らないほうがいい、と思われることがあなた方にもよくあるでしょう。

答 : 葉山嘉樹『死屍を食う男』

初出は1927年4月号『新青年』

 

問20

二坪に足らぬ市中の日蔭の庭に、よくもこう生い立ちしな、一本の青楓、塀の内に年経たり。

答 : 泉鏡花『照葉狂言』

初出は1896年11月14日~12月23日『読売新聞』

 

文豪たちの名作書き出しクイズ21~30問

管理者:宴
ラストスパート!
 

 

問21

汽車が大船を離れた頃から、信一郎の心は、段々烈しくなって行く焦燥しさで、満たされていた。

答 : 菊池寛『真珠夫人』

初出は19206月9日~12月22日『大阪毎日新聞』、『東京日々新聞』

 

問22

真夏の宿場は空虚であった。

答 : 横光利一『蠅』

初出は1923年5月号『文藝春秋』

 

問23

「有名な幽霊塔が売り物に出たぜ、新聞広告にも見えて居る」

答 : 黒岩涙香『幽霊塔』

初出は1899年8月9日~1900年3月9日『萬朝報』

 

問24

私はこれから、あまり世間に類例がないだろうと思われる私達夫婦の間柄に就いて、出来るだけ正直に、ざっくばらんに、有りのままの事実を書いて見ようと思います。

答 : 谷崎潤一郎『痴人の愛』

初出は1924年3月~5月『大阪朝日新聞』、1924年11月~1925年7月『女性』

 

問25

新橋を渡る時、発車を知らせる二番目の鈴が、霧とまではいえない九月の朝の、煙った空気に包まれて聞こえて来た。

答 : 有島武郎『或る女』

初出は1911年1月~1913年3月『白樺』(『或る女のグリンプス』として)

 

問26

私の書斎のいろいろながらくた物などいれた本箱の抽匣に昔からひとつの小箱がしまつてある。

答 : 中勘助『銀の匙』

初出は1913年4月8日~6月4日前篇『東京朝日新聞』、1915年4月17日~6月2日後篇『東京朝日新聞』

 

問27

……やッ……院長さんですか。どうもお邪魔します。

答 : 夢野久作『キチガイ地獄』

初出は1932年11月『改造』

 

問28

私はその人を常に先生と呼んでいた。

答 : 夏目漱石『こころ』

初出は1914年4~8月『朝日新聞』

 

問29

人魚は、南の方の海にばかり棲んでいるのではありません。

答 :  小川未明『赤い蝋燭と人魚』

初出は1921年2月16日~20日『東京朝日新聞』

 

問30

隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。

答 : 中島敦『山月記』

1942年に発表された。

 

管理者:宴

お疲れさまでした!

 

 


 


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