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どうも、宴です。
わかるよ…なのか、わからねぇよ! なのか、難しい漢字と一緒で正解がわからないよね。思い切ってそんな奴、無視したいよね。
ということで、今回は『小説でよく使われる漢字』が気になったのでクイズにしてみた、第二弾。
全20問、漢字の読みを答えてね。
なお、答えは全て『新明解国語辞典【第八版】』(三省堂)からの引用です。
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小説でよく使われる漢字クイズ1~10問

悋気
答 : りんき
(男女の間の)やきもち。
例:お前の彼女の悋気やばくない? いや、あれはもはや殺気だよ。
哄笑
答 : こうしょう
その場に居合わせた人びとが無遠慮に笑うこと。また、その笑い声。
例:急におじいちゃんが哄笑した。心配になった。
久闊
答 : きゅうかつ
久しくたよりをしないこと。
例:金を貸してくれた友人に久闊を詫びたが、返す金はない。
明滅
答 : めいめつ
明かりが明るくなったり、消えたりすること。明かりをつけたり、消したりすること。
例:蛍光灯を明滅させるのはやめろ。呪われる方にだってそれぐらい言う権利はあるだろ。
蛇蝎
答 : だかつ
生活上の脅威となる、毒ヘビやサソリ。
例:蛇蝎のごとく嫌っていた教師が僕を救ってくれた。でも、嫌いなことには変わりがない。
桎梏
答 : しっこく
〔手かせと足かせの意〕思い通りに事をすすめようとするのをさまたげること。また、そのもの。
例:この家族は桎梏だと思い家を出たら、今度は社会という桎梏に縛られている。
刹那
答 : せつな
きわめて短い時間。
例:セミのように刹那的に生きたいけれど、ミーンミーンっていうのは嫌。
慟哭
答 : どうこく
声を立てて泣き悲しむこと。
例:宝くじが当たったと思ったら勘違いで慟哭した。
躍起
答 : やっき
思い通りに事を運ぼうとしてむきになる様子だ。
例:告白してフラれたので、躍起になって説得したら警察が現れた。
馥郁
答 : ふくいく
よいかおりがする様子だ。
例:彼女の馥郁たる香りをかいでいたら、署まで連行された。
小説でよく使われる漢字クイズ11~20問

剣幕
答 : けんまく
怒って興奮している様子が現れている顔つきや態度。
例:おじいちゃんがすごい剣幕で怒鳴っている。盆栽に。
慧眼
答 : けいがん
物事の本質を見抜く、鋭い洞察力。
例:僕の慧眼は騙せないよ。え? あ、違う…ほんとにすいませんでした。
畢竟
答 : ひっきょう
途中紆余曲折があっても、最終的には一つの結果(結論)に到達する様子。
例:ウルトラマンになるという夢をもっていたが、畢竟フリーターになった。
怯懦
答 : きょうだ
おくびょうで意志の弱い様子。いくじなし
例:学校の番長にまで昇りつめたけれど、怯懦が欠点。どうしよう。
反芻
答 : はんすう
一度飲み込んだ食物をまた口の中へもどして、かむこと。繰り返して考え、味わうこと。
例:クラスのマドンナに言われた、キモイ! を反芻していると妙な気持ちになってくる。なんだこれは。
寂寥
答 : せきりょう
心を満たすものが無くて、ものさびしい様子だ。
例:親友に彼女を寝取られてしまったので、寂寥感がもう半端ない。
深奥
答 : しんおう
奥深い様子(深くて、はかり知れない所)。
例:彼女の深奥に何があるのか、それが知りたくて今尾行しています。
陶然
答 : とうぜん
気持ちよく酔う様子だ。
例:ファンを陶然と酔いしれさせるあのアイドルは、スキャンダルを理由に引退した。
勇躍
答 : ゆうやく
決意も新たに、困難や危険の予想される事に取り組もうとふるい立つ様子。
例:勇躍したけれど、所持金が30円という事実は変わらない。
念慮
答 : ねんりょ
常づねその事が成就するように、気を配っていること。
例:プロジェクトが成功するように念慮しても失敗するときは失敗するよね。

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