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本と宴へようこそ。
どうも、宴です。
何この缶詰! なんでこんなにかたいの? もう少しなのに全然あかない! このままじゃ先に今年があけてしまう! どうしよう…まぁ、そこまでかたいのであれば、鍛えるか返品した方が早いかもね。
ということで、今回は『2021年12月に読んだおすすめ本10選』をご紹介させていただきます。
- 畏れ入谷の彼女の柘榴/舞城王太郎
- フシギ/真梨幸子
- 麦本三歩の好きなもの 第一集/住野よる
- 密やかな結晶/小川洋子
- 粘膜人間/飴村行
- 火のないところに煙は/芦沢央
- 十年後の恋/辻仁成
- 少年と犬/馳星周
- 氷柱の声/くどうれいん
- 一人称単数/村上春樹
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畏れ入谷の彼女の柘榴/舞城王太郎
もう半年以上触れていない妻に赤ちゃんができた。どういうことだ!?「ピー」で光る息子の指。命が落ちたのは夫婦の谷(「畏れ入谷の彼女の柘榴」)。西暁には子守り上手の猿と、子供に悪戯するカニがいる。「人を愛せない」らしい俺が人を探す中、人の行かない場所で見つけたものは?(「裏山の凄い猿」)。人の形をした「心残り」がやってくる、特別なわが家。でもずっとそこで育んだ「正しさ」の中でじっといてるわけにはいかないんだよ、ブラザー!(「うちの玄関に座るため息」)(「BOOK」データベースより)
フシギ/真梨幸子
来る。“三人目の女”が私を殺しに。作家の私のもとに、死んだ担当編集者から不思議なメールが届いた。意識不明の時に三人の女が“お迎え”に来たというもので、一人目と二人目は亡くなった親族、三人目は誰だか分からないという。その後、「とんでもない正体が分かった」「三人目の女が、先生のところに現れませんように」という言葉を残して連絡は途切れ…。三人目の女とは誰なのか?連続する不審死は、その女が関わっているのか?精緻にして大胆な長編ミステリ!(「BOOK」データベースより)
麦本三歩の好きなもの 第一集/住野よる
麦本三歩には好きなものがたくさんある。歩くこと。寝坊すること。本を読むこと。食べること。仕事先の図書館では先輩に怒られがちだけど、大好きなチーズ蒸しパンを食べれば気分は上々。休みの日は、お気に入りの音楽を聴きながらひとり時間を満喫するー。何も起こらない毎日だけどなんだか幸せ。そんな三歩の日常を描いた心温まる連作短篇集。(「BOOK」データベースより)
密やかな結晶/小川洋子
その島では、記憶が少しずつ消滅していく。鳥、フェリー、香水、そして左足。何が消滅しても、島の人々は適応し、淡々と事実を受け入れていく。小説を書くことを生業とするわたしも、例外ではなかった。ある日、島から小説が消えるまでは…。刊行から25年以上経った今もなお世界で評価され続ける、不朽の名作。2019年「全米図書賞」翻訳部門最終候補作!2020年「ブッカー国際賞」最終候補作!(「BOOK」データベースより)
粘膜人間/飴村行
「弟を殺そう」-身長195cm、体重105kgという異形な巨体を持つ小学生の雷太。その暴力に脅える長兄の利一と次兄の祐太は、弟の殺害を計画した。だが圧倒的な体力差に為すすべもない二人は、父親までも蹂躙されるにいたり、村のはずれに棲むある男たちに依頼することにした。グロテスクな容貌を持つ彼らは何者なのか?そして待ち受ける凄絶な運命とは…。第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞した衝撃の問題作。(「BOOK」データベースより)
火のないところに煙は/芦沢央
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の“私”は驚愕する。心に封印し続けた悲劇は、まさにその地で起こったのだ。私は迷いつつも、真実を求めて執筆するが…。評判の占い師、悪夢が憑く家、鏡に映る見知らぬ子。怪異が怪異を呼びながら、謎と恐怖が絡み合い、直視できない真相へとひた走る。読み終えたとき、それはもはや他人事ではない。ミステリと実話怪談の奇跡的融合。(「BOOK」データベースより)
十年後の恋/辻仁成
離婚して十年、そして、私はようやく恋をした。パリで暮らすシングルマザーのマリエ。小さな投資グループを主宰するアンリ。運命的なふたりの出会いは、新型コロナウイルスに翻弄される。新しい世界の永遠の恋心を描いた辻仁成の最新長編小説。(「BOOK」データベースより)
少年と犬/馳星周
家族のために犯罪に手を染めた男。拾った犬は男の守り神になったー男と犬。仲間割れを起こした窃盗団の男は、守り神の犬を連れて故国を目指すー泥棒と犬。壊れかけた夫婦は、その犬をそれぞれ別の名前で呼んでいたー夫婦と犬。体を売って男に貢ぐ女。どん底の人生で女に温もりを与えたのは犬だったー娼婦と犬。老猟師の死期を知っていたかのように、その犬はやってきたー老人と犬。震災のショックで心を閉ざした少年は、その犬を見て微笑んだー少年と犬。犬を愛する人に贈る感涙作。(「BOOK」データベースより)
氷柱の声/くどうれいん
東日本大震災が起きたとき、伊智花は盛岡の高校生だった。それからの10年の時間をたどり、人びとの経験や思いを語る声を紡いでいく、著者初めての小説。第165回芥川賞候補作。(「BOOK」データベースより)
一人称単数/村上春樹
短篇小説は、ひとつの世界のたくさんの切り口だ。6年ぶりに放たれる、8作からなる短篇小説集。(「BOOK」データベースより)
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