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【おすすめ本】『2022年1月に読んだおすすめ本10選』のご紹介

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ご覧いただきありがとうございます。

本と宴へようこそ。

管理者:宴
ところで、『あれ、何この感覚。嫌なんだけど、やめないでほしい。もう少し、あともう少しだけ…みたいな戸惑い』と『1月』って…はじまりだよね!
 

どうも、宴です。

何かがはじまる時はみんな戸惑うもの。たとえそれが過ちのはじまりだとしても、怖がらずにはじめてみよう。はじめることに悪いことなんかないはずだから…いや、嘘つきました、たくさんありますわ。

 

ということで、今回は『2022年1月に読んだおすすめ本10選をご紹介させていただきます。

 

 

 

 

不可逆少年/五十嵐律人

あらすじ

若き家庭裁判所調査官・瀬良真昼。どんな少年も見捨てない。そう決めて彼らと向き合ってきたはずだった。しかし、狐面の少女が犯した凄惨な殺人事件を目の当たりにして、信念は大きく揺らぐ。不可解なことに、被害者は全員同じ高校に縁のある人々だった。被害者遺族の男子高校生を担当する真昼は、思わぬ形で事件の真相に迫りー?圧巻の青春リーガルミステリー。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
狐面の少女が犯した衝撃的な猟奇的な殺人。はたして、そんな少年でも更生は可能なのか。揺らぐ心、そして事件の真実。心のざわつきが止まらぬまま読み終わってしまう高血圧になりそうな一冊。
 

 

みかづき/森絵都

あらすじ

昭和36年。放課後の用務員室で子供たちに勉強を教えていた大島吾郎は、ある少女の母・千明に見込まれ、学習塾を開くことに。この決断が、何代にもわたる大島家の波瀾万丈の人生の幕開けとなる。二人は結婚し、娘も誕生。戦後のベビーブームや高度経済成長の時流に乗り、急速に塾は成長していくが…。第14回本屋大賞で2位となり、中央公論文芸賞を受賞した心揺さぶる大河小説、ついに文庫化。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
学習塾をきっかけにはじまった運命の物語。塾ってこんなにも濃厚な歴史があったのね。苦しくなったり、切なくなったり、最終的には感動の渦を巻き起こしたり、大河ドラマもびっくりの読み応え抜群の一冊。
 

 

神様の罠/辻村 深月/乾 くるみ/他

あらすじ

現在のミステリー界をリードする六人の作家による豪華すぎる一冊。最愛のひととの別れ、過去がふいに招く破綻、思いがけず露呈するほころび、知的遊戯の結実、コロナ禍でくるった当たり前の日常…。辿り着く先は、人間の行いによる帰結なのか、神様の差配によるものか。読み解き方も楽しみ方も六人六様の、珠玉のアンソロジー。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
神の采配のようなミステリーが盛りだくさんのアンソロジー。豪華作家陣が描き出す物語はどれも珠玉で傑作で、まさに神様の罠と呼ぶにふさわしい。満足感たっぷりな一冊。
 

 

父を撃った12の銃弾/ハンナ・ティンティ/松本 剛史

あらすじ

父の身体には、たくさんの銃弾が残した傷があるー。エドガー賞最優秀長編賞最終候補。みずみずしい感動を呼ぶ傑作ミステリー。12歳の少女ルーは、父とともに亡き母の故郷に移り住んだ。それまでは父とふたり、各地を転々としながら暮らしてきたが、娘に真っ当な暮らしをさせようと、父サミュエルは漁師として働くことを決めたのだ。しかし母方の祖母は父娘に会おうとしない。母はなぜ死んだのか。自分が生まれる前、両親はどんなふうに生きてきたのか。父の身体に刻まれた弾傷はどうしてできたのか。真相は彼女が考える以上に重く、その因縁が父娘に忍び寄りつつあった…。ティーンとしていじめや恋愛を経験して成長してゆくルーの物語と、サミュエルを撃った弾丸にまつわる過去の断章を交互に語り、緊迫のクライム・サスペンスと雄大なロード・ノヴェル、鮮烈な青春小説と美しい自然の物語を完璧に融合させ、全米各紙誌の絶賛を浴びた傑作。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
父の身体に残された銃弾12発。その1発1発の物語と現在を結ぶのは家族としての絆。突飛で個性的なルーの行動と刻まれた弾傷、そして母の死。次第に明るみになっていく事実にドキドキが最高地点到達。
 

 

同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬

あらすじ

独ソ戦、女性だけの狙撃小隊がたどる生と死。驚愕のデビュー作。第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
戦う運命を強いられた少女たち。彼女たちの敵とは一体誰なのか。戦争の悲惨さに胸を打ち抜かれる…戦争ダメ、ゼッタイ!
 

 

 

塞王の楯/今村翔吾

あらすじ

幼い頃、落城によって家族を喪った石工の匡介。彼は「絶対に破られない石垣」を造れば、世から戦を無くせると考えていた。一方、戦で父を喪った鉄砲職人の彦九郎は「どんな城も落とす砲」で人を殺し、その恐怖を天下に知らしめれば、戦をする者はいなくなると考えていた。秀吉が死に、戦乱の気配が近づく中、琵琶湖畔にある大津城の城主・京極高次は、匡介に石垣造りを頼む。攻め手の石田三成は、彦九郎に鉄砲作りを依頼した。大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、信念をかけた職人の対決が幕を開ける。ぶつかり合う、矛楯した想い。答えは戦火の果てにー。「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、圧倒的戦国小説!(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
白熱する矛と盾の戦いの熱量が半端なくて、ページが手汗でびしょびしょになるかもしれないから気をつけなければいけない一冊。所詮は石垣、と思っていたら想像をがらりと変えられた。
 

 

秋のカテドラル/遠藤周作

あらすじ

『海と毒薬』『沈黙』につながる秘められた幻の短篇、初の単行本化!瑞々しい筆致で描かれた、若き日の秀作。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
長編は読みごたえがあって美味しいけれど、短編はまた違う味がして癖になるし、何度でも読み返したくなる。昔の作品が多いけれど、今読んでも色あせることなくて瑞々しい。
 

 

農ガール、農ライフ/垣谷美雨

あらすじ

水沢久美子は派遣切りに遭った日、同棲相手から突然「結婚したい人がいるから出ていってくれ」と告げられる。仕事も家も彼氏も失った三十二歳の春。失意のどん底にいたとき偶然目にした「農業女子特集」というTV番組に釘付けになる。「農業だ!」運命を感じた久美子は早速、田舎に引っ越し農業大学へ入学することを決意。明るい農村ライフが待っていると信じていたが…!?(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
農業を始める大変さ、覆るイメージ、知らなかった農業の実情。農業は想像以上に甘くないことを知る。今後農業を始めてみたい人は、まずは本作から収穫してみてはいかがでしょう?
 

 

82年生まれ、キム・ジヨン/チョ・ナムジュ/斎藤真理子

あらすじ

ある日突然、自分の母親や友人の人格が憑依したかのようなキム・ジヨン。誕生から学生時代、受験、就職、結婚、育児…彼女の人生を克明に振り返る中で、女性の人生に立ちはだかるものが浮かびあがる。女性が人生で出会う困難、差別を描き、絶大な共感から社会現象を巻き起こした話題作!韓国で100万部突破!異例の大ベストセラー小説、ついに邦訳刊行。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
韓国の問題の一つを浮き彫りにした小説。韓国で生きる女性たちの嘆きと叫びが胸をつんざく。根幹から変えていかないといけないのかもね。
 

 

ミカエルの鼓動/柚月裕子

あらすじ

「ミカエルは人を救う天使じゃない。偽物だ」手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條と、ドイツ帰りの天才医師・真木。難病の少年の治療をめぐり二人は対立。そんな中、西條を慕っていた若手医師が、自らの命を絶った。情報を手に入れたジャーナリストは、大学病院の闇に迫る。天才心臓外科医の正義と葛藤を描く。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
手術支援ロボット「ミカエル」。多くの命を救える天使となるはずが、疑惑が浮上する。はたしてミカエルは天使なのか、それとも… 命に対して真摯に向き合う西條の葛藤に心が揺さぶられる。
 

 

 


 


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