ご覧いただきありがとうございます。
本と宴へようこそ。
どうも、宴です。
何かがはじまる時はみんな戸惑うもの。たとえそれが過ちのはじまりだとしても、怖がらずにはじめてみよう。はじめることに悪いことなんかないはずだから…いや、嘘つきました、たくさんありますわ。
ということで、今回は『2022年1月に読んだおすすめ本10選』をご紹介させていただきます。
- 不可逆少年/五十嵐律人
- みかづき/森絵都
- 神様の罠/辻村 深月/乾 くるみ/他
- 父を撃った12の銃弾/ハンナ・ティンティ/松本 剛史
- 同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬
- 塞王の楯/今村翔吾
- 秋のカテドラル/遠藤周作
- 農ガール、農ライフ/垣谷美雨
- 82年生まれ、キム・ジヨン/チョ・ナムジュ/斎藤真理子
- ミカエルの鼓動/柚月裕子
不可逆少年/五十嵐律人
若き家庭裁判所調査官・瀬良真昼。どんな少年も見捨てない。そう決めて彼らと向き合ってきたはずだった。しかし、狐面の少女が犯した凄惨な殺人事件を目の当たりにして、信念は大きく揺らぐ。不可解なことに、被害者は全員同じ高校に縁のある人々だった。被害者遺族の男子高校生を担当する真昼は、思わぬ形で事件の真相に迫りー?圧巻の青春リーガルミステリー。(「BOOK」データベースより)
みかづき/森絵都
昭和36年。放課後の用務員室で子供たちに勉強を教えていた大島吾郎は、ある少女の母・千明に見込まれ、学習塾を開くことに。この決断が、何代にもわたる大島家の波瀾万丈の人生の幕開けとなる。二人は結婚し、娘も誕生。戦後のベビーブームや高度経済成長の時流に乗り、急速に塾は成長していくが…。第14回本屋大賞で2位となり、中央公論文芸賞を受賞した心揺さぶる大河小説、ついに文庫化。(「BOOK」データベースより)
神様の罠/辻村 深月/乾 くるみ/他
現在のミステリー界をリードする六人の作家による豪華すぎる一冊。最愛のひととの別れ、過去がふいに招く破綻、思いがけず露呈するほころび、知的遊戯の結実、コロナ禍でくるった当たり前の日常…。辿り着く先は、人間の行いによる帰結なのか、神様の差配によるものか。読み解き方も楽しみ方も六人六様の、珠玉のアンソロジー。(「BOOK」データベースより)
父を撃った12の銃弾/ハンナ・ティンティ/松本 剛史
父の身体には、たくさんの銃弾が残した傷があるー。エドガー賞最優秀長編賞最終候補。みずみずしい感動を呼ぶ傑作ミステリー。12歳の少女ルーは、父とともに亡き母の故郷に移り住んだ。それまでは父とふたり、各地を転々としながら暮らしてきたが、娘に真っ当な暮らしをさせようと、父サミュエルは漁師として働くことを決めたのだ。しかし母方の祖母は父娘に会おうとしない。母はなぜ死んだのか。自分が生まれる前、両親はどんなふうに生きてきたのか。父の身体に刻まれた弾傷はどうしてできたのか。真相は彼女が考える以上に重く、その因縁が父娘に忍び寄りつつあった…。ティーンとしていじめや恋愛を経験して成長してゆくルーの物語と、サミュエルを撃った弾丸にまつわる過去の断章を交互に語り、緊迫のクライム・サスペンスと雄大なロード・ノヴェル、鮮烈な青春小説と美しい自然の物語を完璧に融合させ、全米各紙誌の絶賛を浴びた傑作。(「BOOK」データベースより)
同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬
独ソ戦、女性だけの狙撃小隊がたどる生と死。驚愕のデビュー作。第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)
塞王の楯/今村翔吾
幼い頃、落城によって家族を喪った石工の匡介。彼は「絶対に破られない石垣」を造れば、世から戦を無くせると考えていた。一方、戦で父を喪った鉄砲職人の彦九郎は「どんな城も落とす砲」で人を殺し、その恐怖を天下に知らしめれば、戦をする者はいなくなると考えていた。秀吉が死に、戦乱の気配が近づく中、琵琶湖畔にある大津城の城主・京極高次は、匡介に石垣造りを頼む。攻め手の石田三成は、彦九郎に鉄砲作りを依頼した。大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、信念をかけた職人の対決が幕を開ける。ぶつかり合う、矛楯した想い。答えは戦火の果てにー。「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、圧倒的戦国小説!(「BOOK」データベースより)
秋のカテドラル/遠藤周作
『海と毒薬』『沈黙』につながる秘められた幻の短篇、初の単行本化!瑞々しい筆致で描かれた、若き日の秀作。(「BOOK」データベースより)
農ガール、農ライフ/垣谷美雨
水沢久美子は派遣切りに遭った日、同棲相手から突然「結婚したい人がいるから出ていってくれ」と告げられる。仕事も家も彼氏も失った三十二歳の春。失意のどん底にいたとき偶然目にした「農業女子特集」というTV番組に釘付けになる。「農業だ!」運命を感じた久美子は早速、田舎に引っ越し農業大学へ入学することを決意。明るい農村ライフが待っていると信じていたが…!?(「BOOK」データベースより)
82年生まれ、キム・ジヨン/チョ・ナムジュ/斎藤真理子
ある日突然、自分の母親や友人の人格が憑依したかのようなキム・ジヨン。誕生から学生時代、受験、就職、結婚、育児…彼女の人生を克明に振り返る中で、女性の人生に立ちはだかるものが浮かびあがる。女性が人生で出会う困難、差別を描き、絶大な共感から社会現象を巻き起こした話題作!韓国で100万部突破!異例の大ベストセラー小説、ついに邦訳刊行。(「BOOK」データベースより)
ミカエルの鼓動/柚月裕子
「ミカエルは人を救う天使じゃない。偽物だ」手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條と、ドイツ帰りの天才医師・真木。難病の少年の治療をめぐり二人は対立。そんな中、西條を慕っていた若手医師が、自らの命を絶った。情報を手に入れたジャーナリストは、大学病院の闇に迫る。天才心臓外科医の正義と葛藤を描く。(「BOOK」データベースより)
<こちらもおすすめ!>