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【おすすめ本】『2022年2月に読んだおすすめ本10選』のご紹介

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ご覧いただきありがとうございます。

本と宴へようこそ。

管理者:宴
ところで、『テキサス・レンジャーズとニューヨーク・メッツ、ボストン・レッドソックスと千葉ロッテマリーンズの監督をしていた人』と『2月』って…バレンタインだよね!
 

どうも、宴です。

男性諸君はチョコをいくつもらったことだろうか。僕はもらったチョコの数よりも、読んだ本の方が20倍ほど多かったよ!

 

ということで、今回は『2022年2月に読んだおすすめ本10選をご紹介させていただきます。

 

 

 

 

いえ/小野寺史宜

あらすじ

社会人三年めの三上傑には、大学生の妹、若緒がいた。仲は特に良くも悪くもなく、普通。しかし最近、傑は妹のことばかり気にかけている。傑の友だちであり若緒の恋人でもある城山大河が、ドライブデート中に事故を起こしたのだ。後遺症で、若緒は左足を引きずるようになってしまった。以来、家族ぐるみの付き合いだった大河を巡って、三上家はどこかぎくしゃくしている。教員の父は大河に一定の理解を示すが、納得いかない母は突っかかり、喧嘩が絶えない。ハンデを負いながら、若緒は就活に苦戦中。家族に、友に、どう接すればいいのか。思い悩む傑は…。本屋大賞第2位『ひと』、そして『まち』に続く下町荒川青春譚、第3弾!(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
それなりの出来事があったにもかかわらず、流れていく優しい空気感にひとたまりもなくやられる。たぶん、小野寺史宜さんはマザーテレサみたいな人なんだと思う。
 

 

どうしてわたしはあの子じゃないの/寺地はるな

あらすじ

中学の同級生だった男女3人。憧れ、嫉妬、後悔…伝えられなかった言葉は、卒業前に書いた手紙に込められた。30歳の今、あの日の手紙を読むことになってー。今最注目の著者がただ一人のあなたへ贈る感動の物語。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
知見が狭かった青春時代の憤懣や叫びに胸が苦しくなる。そして、辿り着いた未来が胸を熱くさせる!
 

 

愛じゃないならこれは何/斜線堂有紀

あらすじ

ファンをストーカーする地下アイドル、舞踏会中毒の女、男に合わせて山で死にかける女、男×男×女+etc…斜線堂有紀の恋愛地獄小説集、開帳ー!!彼女たちだけの恋=闘争がはじまる!!(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
愛にならない、なれない関係を描いた短編集。切ない関係に心が抉られる! 愛じゃないならこれは何! って思わず叫んじゃう一冊。
 

 

つみびと/山田詠美

あらすじ

灼熱の夏、彼女はなぜ幼な子二人をマンションに置き去りにしたのか。追い詰められた母親、死に行く子供たち。無力な受難者の心の内は、フィクションでしか描けない。圧巻の筆致で、虐げられる者の心理に分け入り、痛ましいネグレクト事件の深層を探る。本当に罪深いのは、誰ー。迫真の長編小説。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
世間じゃ鬼嫁と言われている人にも人生がある。その人生を山田詠美さんは切なさとともに演出していく。はたしてつみびとは、一人だけだったのだろうか…
 

 

チョコレート・アンダーグラウンド/アレックス・シアラー/金原瑞人

あらすじ

舞台はイギリス。選挙で勝利をおさめた“健全健康党”は、なんと“チョコレート禁止法”を発令した!国じゅうから甘いものが処分されていく…。そんなおかしな法律に戦いを挑むことにしたハントリーとスマッジャーは、チョコレートを密造し、“地下チョコバー”を始めることにした!チョコレートがこの世からなくなったら、あなたはどうしますか?禁チョコなんて、ダイエットのときしかしたことない!読めばきっと、チョコレートが食べたくなる…。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
チョコレート禁止法に、果敢にも立ち向かう人々のチョコレート愛が熱い! あれ、でもこの国、どこかの国に似ている気が…読了後、絶対にチョコレートが食べたくてしかたがなくなる一冊。
 

 

 

はじめての/島本 理生、他3名

あらすじ

アンドロイドの「僕」と所有者との間に何があったのか。とある国の施設に保護された僕は、「先生」に手紙を書きはじめた(島本理生「私だけの所有者」)。家出をして海沿いの駅に降り立った私は、花束が手向けられた夜の広場で、突然、不思議な女の子から声をかけられた(辻村深月「ユーレイ」)。並行世界で起きたテロへの関与を疑われ、捕らわれた愛娘の夏穂。宗一は夏穂を救いに、単身、もう一つの“鏡界”へと向かう(宮部みゆき「色違いのトランプ」)。幼馴染の椎太が好きでたまらない高校生の由舞は、四回目の告白を確かなものとするため、過去の告白を消し去ろうとする(森絵都「ヒカリノタネ」)。4人の直木賞作家が、YOASOBIとコラボレーション。「はじめて」をモチーフに描かれた4つの物語。現代エンターテインメントの最前線&最高峰!(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
はじめて○○したときに読む物語。四人の作家さんの剛腕と発想がすごい! 配信されるYOASOBIさんの楽曲にも注目。
 

 

朝が来る/辻村深月

あらすじ

長く辛い不妊治療の末、特別養子縁組という手段を選んだ栗原清和・佐都子夫婦は民間団体の仲介で男子を授かる。朝斗と名づけた我が子はやがて幼稚園に通うまでに成長し、家族は平仮な日々を過ごしていた。そんなある日、夫妻のもとに電話が。それは、息子となった朝斗を「返してほしい」というものだったー。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
どんなに辛い夜をすごそうとも、生きている限りいつかは明るい朝が待っている。きっと誰にでも。そういう希望を感じる一冊。
 

 

砂嵐に星屑/一穂ミチ

あらすじ

出世コースでもない、恋愛もうくまできない。それでも続く人生。旬も過ぎ社内不倫の“前科”で腫れ物扱いの40代独身女性アナウンサー。娘とは冷戦状態、同期の早期退職に悩む50代の報道デスク。好きになった人がゲイで望みゼロなのに同居している20代タイムキーパー。向上心ゼロ、非正規の現状にぬるく絶望している30代AD…。世代も性別もバラバラな4人を驚愕の解像度で描く、連作短編集。(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
テレビ局の仕事の大変さ、そして、幸せの第一歩は人をもっとよく知っていくことなのだ、ということを痛感。春夏秋冬いつでも悩みって尽きないものだよね。
 

 

ほんと、めちゃくちゃなんだけど/ルーシー・ヴァイン/森信太郎

あらすじ

バレンタインデー当日、初デートの相手が現れない。友人たちから「大丈夫?」のメッセージ、十一件。エレノア・ナイト、二十九歳。絵文字だけで会話する女、ついに苦手な電話をかける…。ミレニアル世代のヒロイン、爆誕!(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
「末永くしあわせに暮らしましたとさ」だけが本当の幸せではないことを知る。自分の幸せが、他人にとっても幸せだとは限らないのかも。
 

 

聖女か悪女/真梨幸子

あらすじ

結婚パーティーの最中、カリスマブロガーの月村珠里亜が倒れ、昏睡状態に。カウンセラーの麻乃紀和は、死んだ息子を陥れた珠里亜に復讐を果たすべく、彼女の身辺を調べ始める。そんな折、四谷の超高級マンションで発見された8体の惨殺死体。紀和が辿り着いたのは、六本木のマンションで8人の子供たちが監禁された“モンキャット事件”だったー(「BOOK」データベースより)

管理者:宴
モンキャット事件を中心に巡り巡る謎を描いた小説。聖女なのか、悪女なのか。二転三転する展開にモヤモヤとドキドキが止まらない! 心躍るイヤミスがここに。
 

 

 


 


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