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本と宴へようこそ。

どうも、宴です。
世の中欲しいものだらけ。けれど、今一番欲しいのは語彙力! これさえあれば、「すごい! 羨ましい!!」と称えられること間違いなしだよね。
ということで、今回の記事は『読書をすると本当に語彙力って鍛えられるの?』をお届けいたします。
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読書をすると本当に語彙力って鍛えられるの?
結論から述べます。

…いや、鍛えられていると言えば鍛えられていますし、高まっていると言えば高まっています。ではなぜ、わからない、と宣うのか。それを少々ご説明させていただこうかと思います。
何を基準に語彙力が上がっているのか問題
幼少の頃、我らの語彙力はミジンコ並でした。成長するにつれ、いろんな言葉や知識を吸収し、やっとのことで人並みの語彙力を手にすることができたのです。我々は生まれてから今まで、自然と語彙力は上がっているのはずなのです。
ですが、それ実感できてますでしょうか? 会話をしていて、「あ、自分、今語彙力ものすごっ!」と思うことがあるでしょうか?
読書をすると、たしかに語彙力は上がるようです。いろんな媒体で言われているので、そうなのでしょう。
でも、自分ではよくわからない…語彙力上がってる! という確証が得られないのです。

語彙力高い…!は他人からの評価である
「うわぁっ、自分語彙力高っ!」 という一種の病気かのような自意識過剰な人はそうそういません。いたら死後にエーゲ海へと肉片をばら撒いてやりたいです。
つまりは語彙力というのは他人からの評価になります。あの人語彙力高いわー、と言われて初めて、『ゴイゴイの実 モデル語彙力』を食べた語彙力高い人間になれるのです。
ということで、自分ではわかりません。

それでも高めたい語彙力
自分ではわからないけれど、語彙力高めのの人を見ると憧れてしまう生き物、それが人間です。どうにか語彙力を高めたい…そう思ってしまうのは仕方がないのです。
そんなわけで、僕は日夜、語彙力を高めるために奮闘しております。

語彙力を鍛える方法
多くの言葉を知っていても、それを会話などに取り入れなければ語彙力がある、とは言えません。
そこで僕が日頃から実践している語彙力を高める方法をご紹介いたします。
①言葉をメモ
本で出てきたわからない言葉、読み飛ばしていませんか? それでは言葉を知ることはできません。一度調べてメモを取りましょう。
とはいえ、わからない言葉をひたすらにメモっていると膨大な言葉の量に慄くはずです。読書初心者の方であればなおさら。
なので、日常で使いやすい言葉、もしくは自分が気に入って寝ても覚めてもこの言葉が頭を支配する…といった言葉をチョイスしましょう。
ちなみに僕の好きな言葉は『然もありなん』と『睥睨』です。
然もありなん…まさに予測していたことであって、今さら驚くにあたらないこと。
睥睨…じっと観察しながら、相手の出方を見ること。
どちらもどんなタイミングで使えばいいのかわかりません。誰か助けて下さい。

②会話に取り入れる
本はインプット、自分の中に取り入れる作業です。次はそれを吐き出す作業、アウトプットをしなければいけません。そうしなければ、その言葉は自分のものにならないのです。
一番のアウトプットは会話です。上記のメモした単語を会話に取り入れてみましょう。
たとえば、朝。「おはよう」と挨拶をしてくる家族にこう言うのです。「おはよう、君が起きているのは然もありなん」。
はい、これはダメな使い方です。語彙力を勘違いしている人です。
語彙力は難しい単語を巧みに使えということではありません。わかりやすい言葉で相手に伝えられて、はじめて語彙力が鍛えられるのです。
本を読むだけでもインプットにはなっているので、とにかく会話をしてみましょう。わかりやすく、相手に伝わることを意識して。

③SNS、ブログで使用
会話する人がいない。ここ2年ぐらい人と会話をしていない。そういう方もいることでしょう。それならば、SNSやブログの活用をおすすめします。
アウトプットは会話だけではありません。書くこともまたアウトプットなのです。しかも、書くという行為はいつでも、どこでも出来る行為。思いついたら書いてしまいましょう。
ブログでも、インスタでも、Twitterでも、裏垢でも、日記帳でも、襖の裏でも、書いたもんがちです。

最後に

語彙力が鍛えられているのか、それは自分ではわかりにくいものです。ただ、語彙力の極みに辿り着いた時、周りの人はあなたをほっておかないことでしょう。
「語彙力高いですね」と言われたり、「言葉が達者ですね」と褒められたり、称えられたりするかもしれません。ちなみに僕は言われたことがないですけどね。
なので、一緒に頑張りましょう! 目指すは語彙王です。
それでは本日はこのへんで。
ご覧いただきありがとうございました。
