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本と宴へようこそ。

どうも、宴です。
文体って難しいですよね。一歩間違えれば偉そうで神きどりになることも。『だ・である調』、『です・ます調』、はたしてどっちの文体がいいのでしょう…?
ということで、今回の記事は『ブログの文体どっちがいいのだろう?|僕が『だ・である調』を捨てて、『です・ます調』に変えた3つの理由』をお届けいたします。
<おすすめ記事>
「だ・である調」と「ですます調」
文体には大まかに分けて2種類、『だ・である調』と『です・ます調』があります。
文章的にはこんな違いです。
⇩⇩
『です・ます調』

排泄でございます。
『だ・である調』

排泄である。
ちなみに僕はう〇こではありませんし、排泄でもございません。ただ文章が思いつかなくてパッと浮かんだのが、う〇こだっただけです。お食事中の方、すみません。あと食事しながらブログは見ない方がいいと思います。
話を戻しますが、ブログをはじめた頃、まず最初に悩んだのが文体をどうするか問題。
現在、この記事も含め『です・ます調』で統一していますが…元々は『だ・である調』で記事を書いていました。過去記事のほとんどは直したのですが、今でも隈なく探せば、その名残があるかもしれません。
僕が『だ・である調』にしていた理由
『だ・である調』を選んだ理由は以下の二つです。
まず一つ目は、「小説、書きたいなぁ」と思っていたからです。裸の大将の「おにぎり、食べたいなぁ」と同じようなニュアンスです。で、小説のほとんどの作品は『だ・である調』で書かれていたため、ブログの執筆で慣れておこう、と考えたのです。
二つ目は、参考にしていた書評本のほとんどが『だ・である調』だったためです。「ああ、書評って『だ・である調』で書くものなんだなぁ」と、これまた裸の大将のお通りです。今思えば参考にすべきは書評本ではなく、書評ブログだったのですが後の祭りです。
そういうわけで、華々しく書評ブログとして旗揚げをした当ブログですが…次第に暗雲が立ち込めます。
『です・ます調』に変えた理由
書評一本で運営していた時はそれほど問題がなかったのですが…いろいろとありまして、『です・ます調』の方がいい! と判断し変えました。
え、今から変えるのか…と絶望的な気持ちもありましたが、今はスッキリとした晴れやかな気持ちでいっぱいです。
理由は以下から⇩⇩
①日常との違和感
そもそもですよ。『だ・である調』って日常で使わないですよね。自己紹介で「吾輩は宴である」とか言う人がいたら、「どこの苦沙弥先生先生の猫だよ」とツッコまざるを得なくなります。そんなこと言ってくる人にそんな冴えたツッコミできる自信はありませんが…
リアル宴は『です・ます調』、ネット上の宴は『だ・である調』。このギャップに少々違和感を抱きはじめていたのです。

②SNSでは『です・ます調』
SNSで絡んだりする際、『だ・である調』は使わないですよね。使うという強者もいるかもしれませんが、さすがに僕は『です・ます調』です。
ブログでは『だ・である調』の人間が、急に『です・ます調』。これはどうなのだろう…気にしすぎかもしれませんが、やはり違和感でした。

③『だ・である調』って偉そう
書評一本で戦っていた時は、まだよかったのです。ただ、書評以外の雑記を書こう、と思い立って書いてみると『だ・である調』ってめちゃくちゃ偉そうなのです。まるでこの世の真理を全て悟った人かのような口ぶりです。もしくはどこの上流家庭の武士なんだ、という風情で偉そうです。
それが様になっている方もいらっしゃいますが、僕は何だか居た堪れなくなってしまいました。あ、『だ・である調』やめよう…大きなきっかけはこれかと思います。

結論
ということで、変えました。この方が楽です。

最後に

そんなわけで、僕は『です・ます調』を選びましたが、『だ・である調』の方が個性が出やすいこともあるので、まぁ、人それぞれかと思います。
要は本人の書きやすさ次第かと思います。これからブログを書いてみようと思っている方は、まずは好き勝手に書いてみることをおすすめいたします。
それでは本日はこのへんで。
ご覧いただきありがとうございました。
