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PON!と宴へようこそ。

どうも、異性を落としたくても50も方法を覚えていられない宴です。
頼むから5ぐらいにしていただけませんか?
さて、そんなわけで今回は『読書中、「何読んでるの? 官能小説?」とニヤケながら訊いてくる人の対処法 5選』をお届けいたします。
「何読んでるの? 官能小説?」の対処法 5選
みなさんは官能小説を読んでいますか?
僕はこう見えて読んだことがないのですが、休憩中や昼休みに気持ちよく読書していたら、こんなことを言われたことはないでしょうか?
「何読んでるの? 官能小説?」
…心の中は「はぁ? つまんねぇんだよ!」で埋め尽くされてやがて小粒になり、砂漠と化していきますが、そんなことを言えば対人関係に支障が出るかもしれません。
ここはどうにか抑えて、冴えた対応をしなければ…
どうすれば…
何か対処法はないものでしょうか…?
「あはは」
困った時は愛想笑いをすればいいと両親に教わって生きてきました。
困った時…それは今!
それでは、解き放ってみましょう。
「官能小説?」
「あはは」
そして、読書へ…
よし、これで終わりですね。あしらえたはず…
「いやいや、ダメだよ、こんなところで官能小説読んだら」
ああ、終わりじゃなかったのね。
残念ながらこういうパターンも存在します。
終わってくれよ…
というかね。
そもそもこんなところで官能小説読むわけないでしょう?
そもそも君は人生で、人が大勢いる場所で官能小説を読んだことあるのですか?
きっとないことでしょう。
映像は派? 漫画派?
まぁ、どっちでもいいんだけど…
とにかくさっさと失せてほしい…!
と言えたらいいのですが、心臓が小指の爪ほどしかない僕なので言えません。
「違うよー、あはは」が精一杯です。
しつこい人には、愛想笑いは効かないようです。
両親にも言っておきます。
「そうだよ」
もう思い切って認めてしまいましょうか。
きっと否定するから食いついてくるのです。
潔く認めてしまえば、それで終わりのはず…
「官能小説?」
「そうだよ」
………
あれ、何でしょうか、寒気がします。
あ、これは周りの他の方々の冷たい視線のせいです。
まずいです、凍傷になりそうです。
このままでは僕は大衆の面前で官能小説を読む変態くそ読書中読書として、名を馳せることになってしまいます。
それだけはまずい。
認めることは、ダメなこと。
そう知った2022年秋でした。
「そんなわけないじゃん」
否定しつつも、ポテチぐらい軽めに言ってみましょう。
深刻そうに言うと、これまた周りの評判が悪くなるので注意が必要そうですね。
「あ、あいつ読書中話しかけたらやばい奴だ」とそこそこ悪いイメージの噂が広がってしまうかもしれませんのでね。
「官能小説?」
「そんなわけないじゃん」
「…あ、そう」
おお、いけそうです。
「それよりさ…」
ああ…!
ダメでした…
もう、お前の匙加減じゃねぇか、とお叱りの言葉が聞こえますが、ダメなものはダメでした。
次へ行きましょう。
「………」
黙秘権を行使します。
何を言われても「………」と黙ってみましょう。
「官能小説?」
「………」
「…官能小説??」
「…………」
「…ねぇねぇ。聞いてる?」
「………」
「おい!」
「………」
「てめぇ!」
「…あ、すいませんでした」
ある意味いい方法ではありますが、上記のように喧嘩に発展する可能性があります。
そうなると読書どころではないですし、1つ上のレベルの方々が登場してしまう場合もあるので、やめた方が賢明かもしれませんね。
「黙れ。何人たりとも私の読書を邪魔する奴はただでは済まさん」
もういいや。
周りにどう思われてもいい。
悪い噂が立ってもいい。
1つ上のレベルの方々が登場しても構わない。
そんな人におすすめの方法です。
「官能小説?」
「黙れ。何人たりとも私の読書を邪魔する奴はただでは済まさん」
「………」
これでもう読書を邪魔する人はいません。
それどころか、もう二度と話しかけてくる人も現れないことでしょう。
やりましたね!
いろんな意味で。
それでは本日はこのへんで。
ご覧いただきありがとうございました。
