ご覧いただきありがとうございます。
本と宴へようこそ。

どうも、宴です。
世の中すごいことはたくさんあるけれど、その中でも芥川賞・直木賞は盛り上がりがすごいよね。でも、受賞作って誰が読んでもおもしろいのかな…?
ということで、今回の記事は『芥川賞・直木賞受賞作は誰が読んでもおもしろいの?』をお届けします。
<おすすめ記事>
芥川賞・直木賞受賞作っておもしろい?
結論。

はい、完全にぶん投げてしまいましたが、これには理由があるのです。そういきり立たないで冷静に聞いてください。
①読書レベルによって面白さが変わる
どんなジャンルでも読むし、「読書歴10年です」というご立派な方は関係ないのですが、たとえばミステリーしか読まない人が、いきなり純文学を読んでも面白さが理解しにくいですよね。逆も然りです。
とくに芥川賞受賞作は、いろんな本を読んで、純文学の楽しみ方を知ってから挑んだ方が面白さが理解しやすいかと思います。ああ、こういう小説もあるんだ、と感じることができれば、また本の世界が広がっていくことでしょう。
②国民が選んでいるわけではなく、すごい作家さんたちが決めている
たとえば、賞レースが国民投票であれば結果は変わってくるでしょう。しかし、決めているのはベテラン凄腕の作家さんたち。
作家さんたちは今までにも星の数ほどの小説と触れ合ってきているので、我々とは感覚やレベルが違います。みんながおもしろいと感じる作品が必ずしも選ばれるわけではないのです。
③将来生を考慮している
たとえ、どんなにおもしろくなかったとしても…いや、そんな作品選ばれないと思いますが、仮におもしろくなかったとしても、「この人の今後の作品を読んでみたい」という理由で選ばれることもあるようです。
そうだと明言はされていませんが、おそらくそうなのでは、と思うことがしばしばあります。小市民がその将来性を考慮して作品を楽しむというのは難易度が高いです。通天閣ぐらい高いです。
④歴史・時代小説が強い
とくに近年、直木賞では時代小説が強いです。確かに文学性も強いですし、その時代がもつ特有の熱気がたまらないのですが…歴史小説って、読書家全員が楽しめる作品ではないんですよね。
たとえ受賞したとしても、本屋大賞とかにはノミネートされにくいですし、おそらく若い人の多くはおもしろいと思いにくいのかもしれません。
結論
つまりは

ということです。
ただ、すごい作家さんたちが選んでいる作品なわけです。何が評価されて選ばれたのか。それを考えながら読むと、また違った楽しみ方ができますし、読書の幅が広がっていくはず。
食わず嫌いは体によくありませんので、何でも食べてみることをおすすめします。
まとめ

芥川賞・直木賞受賞作がおもしろいかどうかは人それぞれです。自分が、「これはおもしろい!」と思えばおもしろい。「これはつまらん」と思えばつまらない。それだけです。
でも、個人的にはおもしろいと思える作品が多いので、今後の芥川賞・直木賞作品にご注目ください。
それでは本日はこのへんで。
ご覧いただきありがとうございました。
