PON!と宴





きよしちゃ〜ん

ご覧いただきありがとうございます。

PON!と宴へようこそ。

管理者:宴
ところで、『夏になると風に吹かれるのが仕事になる人』と『きよし』って…西川だよね!
 

 

どうも、カラダが宴になる宴です。

宴的にもオールオッケーです。

 

さて、そんなわけで今回は『きよしちゃ〜ん』をお届けいたします。

 

 

きよしちゃ~ん事件

 

みなさんは部屋でくつろいでいる時に、外から騒音が聞こえてくることはありますか?

 

そうですね、やはりカラスの声はすごいですよね。

カーカーカー。

朝からあんなにも主張したいことがあるなんて、見習わなければいけないですね。

カーカーカー。

 

そうそう、騒音で思い出したんですけど、こんな話があるんです。

 

その名も、通称『きよしちゃ~ん事件』です。

 

 

きよしちゃ〜ん

一昔前の話なんですけど、その時の僕はちょっと歩けば夜の歓楽街に行けるような場所にあるマンションに住んでいました。

 

といえども、ライブ中かのような騒音とかはなく、せいぜい夜に酔っぱらいが「たーまやー」とか叫んでブイブイしているぐらいです。

うるさいと言えばうるさいのですが、無人島で1週間生活した後のように寝付きがいい僕はそれほど気にはなりませんでした。

 

その日は静かな夜でした。

よし、寝るか、と意気込み、Wikipediaで調べていた歴代総理大臣のページを閉じてベッドに入った瞬間、外から何か声が聞こえてきたのです。

 

また酔っぱらいか? と思い、耳をそば立ててみると…

 

きよしちゃ〜ん。

 

き・よ・し!

…え?

 

たしかにきよしちゃんと聞こえました。

氷川? 氷川なの? 限界サバイバーなの?

僕はちょっとだけ狼狽えました。

 

ですが、日頃から隣の人がいきなり人体発火しても気にしないマイペースな僕です。

まぁ、いいや、寝よう、と目を閉じました。

 

きよしちゃ〜ん。

 

その後、きよしちゃんコールは2、3回繰り返され、周辺の人々に恐怖を与えたのでしょうが、僕は寝ようと思いました。

夢の中へいってきます。

 

きよしちゃ〜ん。

 

声の主はおそらく女性ですかね。

 

きよしちゃ〜ん。

 

これほどきよしちゃんを繰り返すということは、きよしちゃんは声の主を完全に無視しているのでしょうか。

 

きよしちゃ〜ん。

 

き・よ・し!

あ、ダメだ、頭の中できよしコールが鳴り止みません。

 

僕は夢の中できよしちゃんのライブ会場にいました。

ズンズンズンズンドコ き・よ・し!

気分は最高潮! ってな時に目が冴えてしまったので、声の主を見ようと決意しました。

 

怖い話

窓をそっと開けて確認してみると、そこには中年と思わしき女性がいました。

きよしちゃんと思われる男性はいません。

 

え、独り言? と訝しみましたが、よく見てみると女性は僕の住んでいるマンションに向かって、なおも「きよしちゃ〜ん」と言い続けていました。

 

あ、きよしちゃんはこのマンションにいるのね。

 

そう認識してしまうと、急に怖い話になってきます。

 

きよしちゃんは一体何をしたのか?

このマンションにきよしちゃんはいるのか?

いるとしたら何故反応がないのか?

そもそもきよしちゃんは実在しているのか?

 

様々な謎を残しながらも、中年女性ウォッチングに飽きた僕はきよしちゃんのことを忘れて寝ました。

恐怖って持続しないものなんですね。

 

 

つけまつけよう

それからしばらく経ちました。

僕はきよしちゃんのことを完全に忘れていたのですが、きよしちゃんは再び現れたのです。

 

しかも、今回は昼間でした。

その日は仕事がお休みで、朝からきゃりーぱみゅぱみゅさんの『つけまつける』の振り付けを完コピしようと練習していたのですが、つーけまつーけ、のとこら辺で、

 

きよしちゃ〜ん。

 

その瞬間、僕は恐怖、など微塵も感じず、またか、と思いました。

なんならちょっと笑いました。

 

窓からそっと声の主を見てみました。

すると、中年女性がいました。

正直、あの時の女性なのかはもう覚えていないのですが、「きよしちゃ〜ん」と呼びかける中年女性が他にもいるとは思えないので、同一人物なのだと思います。

 

きよしちゃ〜ん。

 

今回もきよしちゃんは反応を見せません。

実は存在していない説が濃厚になってきました。

 

きよしちゃ〜ん。

 

もう放っておくことにします。

 

きよしちゃ〜ん。

 

つーけまつーけるつけまつけるぅ♪

パチパチつけまつ、け、て〜♪

 

きよしちゃ〜ん。

 

かわいいの、つけま、つける〜♪

 

ラストきよしちゃん

そして、感動のラストきよしちゃんです。

 

『つけまつける』の完コピを諦めた(飽きた)僕はつけまなんかつけなくても生きていけることに気づいて、力強く人生の道を一歩一歩踏み締めていました。

 

そんなとある夜のこと。

 

きよしちゃ〜ん。

 

え、嘘でしょ。

以前の邂逅から半年は経っています。

あの人、まだきよしちゃんのことを…

 

きよしちゃ〜ん。

 

僕は意を決して、中年女性の元へ赴気話を聞きました。

きよしちゃんと中年女性は幼馴染で、生まれた時からいつも一緒だったそうで、大人になった今でも一緒だったそうです。

ところが、半年前のある日…

 

というように、僕が積極的で活動的で頭がおかしかったら、そういうことまできたのですが、実際の僕は、もう寝よう、と布団に潜り込みました。

 

きよしちゃん?

知らんわ。 

 

今でもきよしちゃん

それから僕は引っ越してしまったので、きよしちゃんと中年女性がどうなったかは知りません。

 

ひょっとすると今でもあのマンションにはきよしちゃんが住んでいて、外からはこんな声が聞こえているのかもしれません。

 

きよしちゃ〜ん。

 

それでは本日はこのへんで。

ご覧いただきありがとうございました。

管理者:宴
またのお越しをお待ちしております。
 

 


 


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