ご覧いただきありがとうございます。
PON!と宴へようこそ。
どうも、太陽なんて沈めばいいと思っている宴です。
めんどくさがられようとも卑屈はやめられません。
さて、そんなわけで今回は『部屋を片付けたい人は『おしゃべりな部屋』で片づけちゃいましょう』をお届けいたします。
部屋を片付けたい
はぁ…
あ、すいません。
聞こえちゃいましたか? ため息。
いやですね、僕の部屋のことなんですけど百年戦争か何らかの革命が起きたかのような有り様なんです。
そう…汚いんです。
というのも、どうしても片付けが億劫で。
どれぐらい億劫かと言うと、自宅菜園をしている母親に「ネギとってきて」と頼まれるくらい億劫で。
どうしたらいいものかなぁ、と思い悩んでいたのですが…
この度、いい人に出会ったんです。
ときめきを探せ
その方は片付けをすることを職業としていましてね。
ミコさんっていうんですけど。
やはり困った時は猫かプロの手を借りるに限る、ということでお話を聞いてみたのですが、これがもう目から鱗。
目どころではなく身体中から鱗が生えてもおかしくないぐらいに鱗なのです。
今回は7つの片付け話を聞いたのですが、まず順番って大事なようですね。
はぁー、なるほどなるほど。
闇雲に目についたものを片付ければいいってものではないんですね。
で、え、なになに?
ときめくもの?
ど、どういうことですか…?
…うっわ、出し切った鱗がまた出てきましたわ。
鱗の玉手箱が作れそうです。
いやぁ、やっぱすごいものですね、プロは。
…あ!
いや、今…箱とはなしていませんでした?
話してましたよね?
うーん、気のせいでしたか…
いや、でも、箱と…
おしゃべりな部屋|川村 元気/近藤 麻理恵
そんな物語がここにあります。
片づけ | 10/10点 |
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ときめき | 10/10点 |
不思議 | 9/10点 |
ワクワク | 8/10点 |
- 片づけができない人
- ときめきを探したい人
- 箱と話すことができる人
みなさんは片付けをしたことがありますか?
本作は片付けをしたくなる参考書です。
できない人には東大合格よりも難しいであろう部屋の片づけ。
それがこの一冊であらまぁ、なんてことでしょう、今すぐにでも片付けがしたくなって仕方がありません。
片づけの知識や技術が満載で、へぇー、と唸らされ、また片づけというものがどういうものなのか、考えを改めさせられます。
そもそと片づけって苦しいとか、めんどくさいというイメージがありますが、違ったのです。
ときめきを探す楽しい作業だったのです。
僕は今後、片づけのことをときめき探しと呼ぼうと思います。
周りに不審がられるその日まで。
服が「お店の商品」を卒業して「おうちの子」として生まれ変わるには、お店とつながる「へその緒」をパチンと切ってあげる儀式が必要なのだ。
「かかっている方が嬉しそうな服はハンガーにかけましょう」
「ミコは捨てるものばかり気にしてるけど、大事なのは捨てることじゃなくて、ときめくモノを見つけることだろ?」
でも"忙しい"って怖い言葉だよ。家族のことも、自分のことも黙らせてしまう。大事なことを見なくてもいいって、思い込ませるんだ
それでは本日はこのへんで。
ご覧いただきありがとうございました。