PON!と宴





本当におもしろい!三浦しおんのおすすめ傑作集|共感しまくれる7冊を紹介!

 

どうも、こんばんは。

三浦しをんさん大好きっ子の宴です。

 

さて、今回は…

三浦しをんさんのおすすめ小説を読みたいんだけど…

よーし、わかった!

 

というわけで、今回の記事は「本当におもしろい!三浦しおんのおすすめ傑作集|共感しまくれる7冊を紹介!」です。

 

 

という内容がまとめてあります。

どうぞ、最後までお楽しみください!

 

 

三浦しをんとは?

 

三浦しをんさんは1976年生まれの作家です。

2000年4月「格闘する者に○」という作品でデビューしました。

代表作は「まほろ駅前多田便利軒」、「舟を編む」など。

小説以外にも数多くのエッセイ作品も発表しています。

 

受賞歴

三浦しをんさんは、多くの文学賞を受賞されています。

 

  • 2006年 「まほろ駅前多田便利軒」が第135回直木賞を受賞。

  • 2012年 「舟を編む」が第9回本屋大賞を受賞。

  • 2014年 「仏果を得ず」が第2回Osaka Book One Project(現大阪ほんま本大賞)を受賞。

  • 2015年 「あの家に暮らす四人の女」が織田作之助賞を受賞。
  • 2018年 「ののはな通信」が第25回島清恋愛文学賞、第7回河合隼雄物語賞を受賞。
  • 2019年 「愛なき世界」で、作家としては初となる日本植物学会賞特別賞を受賞。

 

SNS・インタビュー記事

<ブログ>

ビロウな話で恐縮です日記

 

<インタビュー記事>

 

 

三浦しおんのおすすめ傑作7選

 

お待たせいたしました!

紹介する三浦しをんのおすすめ小説は7冊です。

 

 

では、順に紹介していきます!

 

神去なあなあ日常

<あらすじ>

美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって…!?林業っておもしれ~!高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。(「BOOK」データベースより)

 

今まで林業って注目したことがなかったのですが…林業っておもしれ〜!

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

  • 都会からやってきた主人公・平野勇気の成長!

  • 神去村の住人と生活のなあなあぶり!

  • 自然の偉大さを体感できる!

 

…の3点になります。

 

最初は田舎暮らしに苦戦していた主人公・勇気が、神去村の住人と生活を経て、変わっていく姿には、感極まるものがあります!

まるで自分も神去村で生活しているかのようでした。

 

作風としては大分コミカル寄りですが、時には我々読者に、大事なことを教えてくれる。

そんな1冊となっています。

 

自然って凄いなぁ…!

都会の人にはぜひ読んでほしいね。

 

私が語りはじめた彼は

<あらすじ>

私は、彼の何を知っているというのか?彼は私に何を求めていたのだろう?大学教授・村川融をめぐる、女、男、妻、息子、娘ーそれぞれに闇をかかえた「私」は、何かを強く求め続けていた。だが、それは愛というようなものだったのか…。「私」は、彼の中に何を見ていたのか。迷える男女の人恋しい孤独をみつめて、恋愛関係、家族関係の危うさをあぶりだす、著者会心の連作長編。(「BOOK」データベースより)

 

 

大学教授・村川融…彼は一体どういう人間なのか…?

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

  • 複数の人間から語られる村川融とは?

  • 何も語らない村川融!

  • 甘美で叙情的な文章!

 

…の3点になります。

 

本作のおもしろいところは村川融は何も語らず、関係者たちの言葉で紡がれていく、というところ。

読んでいく内に、少しずつ村川融のことを理解し、少しずつ村川融のことがわからなくなる、不思議な感覚に陥ります。

 

また、三浦しをんさんといえば、ユーモアが持ち味の作家なのですが、本作では封印。

その分、甘美で叙情的な文章際立って、三浦しをんさんという作家の底力が垣間見える1冊となっています。

 

村川融ってどんな人間なんだろう…?

それは読む人によって変わるのかもね。

 

きみはポラリス

<あらすじ>

愛を探している。どうして恋に落ちたとき、人はそれを恋だと分かるのだろう。三角関係、同性愛、片想い、禁断の愛…言葉でいくら定義しても、この地球上にどれひとつとして同じ関係性はない。けれど、人は生まれながらにして、恋を恋だと知っているー。誰かをとても大切に思うとき放たれる、ただひとつの特別な光。カタチに囚われずその光を見出し、感情の宇宙を限りなく広げる、最強の恋愛小説集。(「BOOK」データベースより)

 

 

「愛」というものの受け幅がめちゃくちゃ広がります!

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

  • 様々な愛の物語が読める!

  • いろんな愛の形を知れる!

  • 愛の不思議を感じられる!

 

…の3点になります。

 

愛とは何だろう…?

そんな尊いお悩みに明け暮れている恋愛研究者のみなさま、大変長らくお待たせいたしました。

この度、最強の恋愛小説集が爆誕です。

 

本作には様々な愛の形が描かれていますので、愛の多様性や不思議を思う存分、堪能することができることでしょう。

そして、読了後は愛について、思いを巡らせずにはいられなくなるはずです!

いろんな愛を知ることができる尊い1冊を、ぜひご賞味ください。

 

愛っていろんな愛があるんだねぇ…

どんな愛も素晴らしいってことがわかるね!

 

舟を編む

<あらすじ>

出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海』はの完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!(「BOOK」データベースより)

 

 

さぁ、みなさま、熱く、ロマン溢れる辞書作りの始まりです!

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

  • 主人公・馬締光也が魅力的!

  • 実は大変な辞書作り!

  • 新しい辞書「大渡海」!

 

…の3点になります。

 

辞書作りのお話…っておもしろいの?

何か簡単に作れそうじゃない?

と、思っていた自分をぶん殴りたくなるぐらいにおもしろいし、熱い物語でした。

 

何より主人公の馬締光也が魅力的で、彼の直向きな熱意は、周りの人をも感化させていきます。

本作を読めば、調べるだけだった辞書が物語に変わってしまうかもしれませんよ?

 

辞書作りってこんなに熱いんだね!

辞書の見方が変わるかも!

 

あの家に暮らす四人の女

<あらすじ>

ここは杉並の古びた洋館。父の行方を知らない刺繍作家の佐知と気ままな母・鶴代、佐知の友人の雪乃(毒舌)と多恵美(ダメ男に甘い)の四人が暮らす。ストーカー男の闖入に謎の老人・山田も馳せ参じ、今日も笑いと珍事に事欠かない牧田家。ゆるやかに流れる日々が、心に巣くった孤独をほぐす同居物語。織田作之助賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

 

 

1つ屋根の下で暮らす愉快で個性的な4人の女性を描いた作品です!

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

  • 4人の女性それぞれが個性的!

  • ユーモア全開、コミカル満載!

  • 緩やかに流れる物語!

 

…の3点になります。

 

三浦しをんさん作品の中でも、1、2を争うぐらいにユーモア全振りで、個性的な登場人物と絶えないユーモアが、本作の特徴となっています。

今日はちょっと笑いたい! 気分を盛り上げたい! という気分の時におすすめの1冊です。

 

とにかく、思わず笑ったり驚いたりしてしまう場面が多いので、人前で読む時は注意しましょう。

個人的には、まさかの予想外な語り手の登場が衝撃的でした!

 

この語り手はまさか…!

予想外すぎる!

 

ののはな通信

<あらすじ>

ミッション系のお嬢様学校に通うののとはなは、気の合う親友同士だ。庶民的な家庭に育ち、頭脳明晰、クールで辛辣なののと、外交官の家に生まれ、天真爛漫で甘え上手なはな。自分の気持ちを恋愛感情だと自覚したののは告白する。だが、不器用に始まった2人の恋は、ある裏切りによって崩れ始めて…。一生に一度の運命の恋が、その後の人生を導いてくれる。書簡の往復だけで緻密に紡ぎだされた、大河小説の最高峰。(「BOOK」データベースより)

 

 

ののとはなのウットリしちゃう絆にページをめくる手が止まりません!

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

  • 手紙とメールで展開される物語!

  • 時間と共に変わりゆく2人の関係!

  • 成長していくののとはな!

 

…の3点になります。

 

ののとはなの、愛のような、もしくは愛を超えた何かのような…これがあれば人生、生きていける! というような大切な絆。

そんな絆に出会えた喜びと苦しみが作中には余すことなく描かれています。

 

ちょいと苦味が強めですが、ずっと味わっていたいような、たくさんの愛しさと切なさを感じることができる作品でした!

 

メールと手紙のみというのが乙だね!

だからこそ愛しくて切ない…

 

愛なき世界

<あらすじ>

恋愛・生殖に興味ゼロの院生・本村紗英に、洋食屋の見習い・藤丸陽太が恋をした。殺し屋のような教授、サボテン一筋の後輩男子に囲まれ、本村は愛しい葉っぱの研究に没頭中。実験やイモ掘り会に潜り込む藤丸の想いは花開くのか。「知りたい」という情熱を宿す人々の愛とさびしさが心を射る長編。(全二巻)。特別付録「藤丸くんに伝われ 植物学入門(上)(「BOOK」データベースより)

 

 

愛なき世界…それはどんな冷徹無比な世界なのだろうか…と思いきや、めいっぱいの愛が感じられる世界でした!

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

  • 愛なき世界へのたぎる愛!

  • 藤丸陽太の恋模様!

  • 植物の不思議と知識!

 

…の3点になります。

 

本作には愛がいっぱい詰まっています。

藤丸陽太の料理への愛、本村紗英への愛。

そして、院生たちの植物への愛。

などなど、たくさんの愛を感じられる作品でした。

とくに本村 紗英の植物への熱意は圧倒的です!

 

また、植物に興味がある方、院生とは一体何をやっているんだろう? と不思議に思われている方にもおすすめの1冊となっています。

 

「知りたい」って大切な気持ちだね!

本作の登場人物、みんな素敵だったもんね!

 

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まとめ

今回紹介した7冊はこちらです。

 

 

ということで、今回は「本当におもしろい!三浦しおんのおすすめ傑作集|共感しまくれる7冊を紹介!」をお届けいたしました。

 

本記事を参考に、三浦しをんさんの思わず共感してしまう物語を、ぜひとも楽しんでくださいね!

 

では本日はこの辺で。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

管理者:宴
またのお越しをお待ちしております!!
 

 


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