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【おすすめ本】奥田英朗の読んでおくべき傑作 6選

管理者:宴

どうも、こんばんは。

奥田英朗さん大好きっ子の宴です。

 

 

みなさんは奥田英朗さんという作家をご存じでしょうか?

知らない方のために...

 

memo

奥田英朗さんとは、1959年10月23日生まれの作家です。1997年に出版社に持ち込んだ「ウランバーナの森」という作品でデビューしました。代表作は「邪魔」「空中ブランコ」「オリンピックの身代金」など。

 

<インタビュー記事>

 

そんな奥田英朗さんの作品を多くの方々に知ってほしい~! と思い立ちましたので、紹介していこうかと思います。

どうぞ、ご覧ください。

 

 

 

 

奥田英朗の読んでおくべき傑作 6選

 

それでは奥田英朗さんの傑作だと思う作品を紹介していきます。

今回紹介するのはこちらの6冊。

 

 

では、順に紹介していきましょう。

 

ナオミとカナコ

<あらすじ>

望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美は、あるとき、親友の加奈子が夫・達郎から酷い暴力を受けていることを知った。その顔にドス黒い痣を見た直美は義憤に駆られ、達郎を排除する完全犯罪を夢想し始める。「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」。やがて計画は現実味を帯び、入念な準備とリハーサルの後、ついに決行の夜を迎えるが…。(「BOOK」データベースより)

 

計画された完全犯罪。

2人の計画はどうなってしまうのか?

殺しちゃうの? 計画決行しちゃうの?

次第に追い詰められていく2人の運命は如何に。

最後の最後まで、まるで自分が犯罪をしてしまったかのような緊迫感が味わえる1冊です。

 

最悪

<あらすじ>

不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢や、取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。銀行員のみどりは、家庭の問題やセクハラに悩んでいた。和也は、トルエンを巡ってヤクザに弱みを握られた。無縁だった三人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める。比類なき犯罪小説、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)

 

最初は別々に語られる3人の物語。

それがどこでどのように交錯していくのか?

交錯した時何がどうなってしまうのか?

ワクワクしながらページをめくり続けた先には、最高のドキドキが待ち受けています。

ドキドキさんこんにちは。

人生、どんな最悪な出来事が起きようとも何とかなるな、とも思える1冊でした。

 

罪の轍

<あらすじ>

昭和三十八年十月、東京浅草で男児誘拐事件が発生。日本は震撼した。警視庁捜査一課の若手刑事、落合昌夫は、近隣に現れた北国訛りの青年が気になって仕方なかった。一刻も早い解決を目指す警察はやがて致命的な失態を演じる。憔悴する父母。公開された肉声。鉄道に残された“鍵”。凍りつくような孤独と逮捕にかける熱情が青い火花を散らすー。ミステリ史にその名を刻む、犯罪・捜査小説。(「BOOK」データベースより)

 

人を犯罪に駆り立てたものは何なのか?

それはまた別の犯罪なのではないか?

というように、本作の読了後は、犯罪に対する思考が頭を巡り離れなくなりました。

 

犯罪は自分1人が罰を受ける以上に怖いことがあります。

なので、みなさんも犯罪はやめましょうね。

 

コロナと潜水服

<あらすじ>

早期退職を拒み、工場の警備員へと異動させられた家電メーカーの中高年社員たち。そこにはなぜかボクシング用品が揃っていたー。(「ファイトクラブ」)五歳の息子には、新型コロナウイルスを感知する能力があるらしい。我が子を信じ、奇妙な自主隔離生活を始めるパパの身に起こる顛末とは?(表題作)ほか“ささやかな奇跡”に、人生が愛おしくなる全5編を収録。(「BOOK」データベースより)

 

コロナ禍は本当に大変でしたね。

そんな時期に僕が助けられたのが本作。

コロナ禍でちょっと荒んでしまった気持ちを和らげてくれました。

 

コロナ禍じゃなくても、「何だか気持ちが荒んでる!」と思ったらすぐさま本作を読んでみましょう。

ちょっとした薬よりも効果抜群です。

 

リバー

<あらすじ>

群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見!十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口が、街を凍らせていく。かつて容疑者だった男。取り調べをした元刑事。娘を殺され、執念深く犯人捜しを続ける父親。若手新聞記者。一風変わった犯罪心理学者。新たな容疑者たち。十年分の苦悩と悔恨は、真実を暴き出せるのかー。(「BOOK」データベースより)

 

一体誰が犯人なの? という推理要素もあり、事件に関わる人たちの人間模様もあり、盛りだくさんの1冊でした。

とくに犯人捜しの過程は二転三転、新たな事実や意外な事実にコロコロ転がされてしまうことでしょう。

 

本作を読んで1番強く思ったのは、殺人事件は関わった人を不幸にしてしまう、ということ。

当たり前なのですが、改めて叩きつけられました。

 

イン・ザ・プール

<あらすじ>

「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。(「BOOK」データベースより)

 

奥田英朗さんの作品を何冊か経てから、本作に辿り着いたのですが...

「え、奥田英朗さんってふざけることもできるの?」と驚いてしまいました。

 

精神科医・伊良部一郎は、注射フェチで常にふざけた言動を繰り返します。

もうこいつはヤブ医者確定ですね、と思いきや患者さんはなぜか結果オーライな終着点にたどり着いてしまい…

あらすじのままなのですが「実は名医?」「いや、ふざけているだけ?」との疑念が頭を駆け巡ります。

そんな疑念もスパイスとなり、とにかく笑える1冊でした。

落ち込んだ時やしんどい時は、ぜひ伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねてみてくださいね。

 

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***

 

では、最後にまとめてみましょう。

今回紹介した奥田英朗さんの読んでおくべき傑作6冊はこちら。

 

 

奥田英朗さんの作品を読もう! と思った方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ということで、今回は記事は「【おすすめ本】奥田英朗の読んでおくべき傑作 6選」でした。

 

ということで、本日はこの辺で。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

管理者:宴
またのお越しをお待ちしております!!
 

 


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