どうも、こんばんは。
小野寺史宜さん大好きっ子の宴です。
みなさんは小野寺史宜さんをご存知でしょうか?
知らないという方のために…
小野寺 史宜(おのでら ふみのり)さんは1968年生まれの作家です。2006年に短編「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞、2008年には「ROCKER」という作品で、ポプラ社主催の第3回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞し、単行本デビューしました。。代表作は「ひと」「タクジョ!」など。
<インタビュー記事>
ということで、今回は小野寺史宜さんのオススメ作品を紹介したい! という病が発症したので、記事にしていこうと思います。
どうぞ、ご覧ください。
小野寺史宜の読んでおくべき傑作 6選
今回紹介する小野寺史宜さんのオススメ作品はこちらの6冊になります。
では、順に紹介していきましょう。
ひと
<あらすじ>
女手ひとつで僕を東京の私大に進ませてくれた母が急死した。僕、柏木聖輔は二十歳の秋、たった独りになった。大学は中退を選び、就職先のあてもない。そんなある日、空腹に負けて吸い寄せられた砂町銀座商店街の惣菜屋で、最後に残った五十円のコロッケを見知らぬお婆さんに譲ったことから、不思議な縁が生まれていく。本屋大賞から生まれたベストセラー、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)
今までにも小説を読んでいて、「やっぱりひとって素晴らしいなぁ〜!」と思うことはありました。
けれども、本作は今までで1番「ひと最高〜!」と思えた感動作です。
読めば、ひとがいることのありがたさとコロッケの美味しさに改めて気づかされることでしょう。
タクジョ!
<あらすじ>
運転が好き、ひとも好き。タクジョ・夏子、今日も快走!高間夏子は四大卒の新人タクシードライバー。女性客が安心してタクシーに乗れるよう、自分が運転手になると決めてこの道に進んだ。女性運転手の比率はわずか3%。無賃乗車や強盗など不安要素も尽きないが、個性あふれる先輩や同期に励まされ、家族に支えられて、夏子は誠心誠意、仕事に恋に(!?)立ち向かう。温かくて爽快な青春お仕事小説の傑作!(「BOOK」データベースより)
普段、街中でよく見かけるタクシーですが、よくよく考えてみるとタクシードライバーの仕事って不思議に包まれているかも…? というお悩みを解決してくれる1冊です。
主人公が女性というスパイスも加わり、タメにもなるし、興味深い作品となっています。
続編も出ているので、気になった方は読んでみてくださいね。
今夜
<あらすじ>
最高の出来事も、最悪の思い出も。生まれるのも、壊されるのも。人生の分かれ道は、たいてい夜に姿を見せる。ボクサー、タクシー運転手、警察官、高校教師。その夜、四人の男女は、闇に侵されたー。人間の強さと弱さを繊細な視線で見つめ、生まれた、忘れられない物語。(「BOOK」データベースより)
小野寺史宜さんといえば、ほんわか暖かくなる作品、というイメージがありました。
が、それを覆すかのような、ダークな小野寺さんが降臨された作品です。
夜に動かされた4人の語り手たちの物語がドラマティックに描かれます。
とにもかくにもごはん
<あらすじ>
亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。訪れるのは近所の小学生や、ひとり親のホステス、娘と絶縁した老父。あったかごはんを食べた口から、言えなかった言葉がこぼれ出るー子どもも大人もお年寄りも、いつでもだれでも大歓迎。事情を抱えた人々が集う、子ども食堂の物語。(「BOOK」データベースより)
大人も子どもも、人生はいろいろありますが、とにもかくにもごはんが1番大切! と思える作品です。
心に染み入る言葉も多く、温かい気持ちになれる1冊です。
奇跡集
<あらすじ>
同じ電車の同じ車両に、たまたま乗り合わせた見しらぬ男女たちがつなぐ、幸せのふしぎスイッチ。小さいけれど確かに人生を左右する(かもしれない)7つのミラクルを描く、連作短編小説!(出版社の内容紹介を一部抜粋)
他人から見れば些細なことかもしれませんが、自分にとっては大きな奇跡。
そんなたくさんの軌跡が描かれた連作短編集です。
生きていればこんな奇跡に出会えるかもしれないな~、と前向きな気持ちにさせてくれる1冊でした。
レジデンス
<あらすじ>
湾岸に立つ「湊レジデンス」は普通のマンションだ。どこにでもいる人が暮らし、どこにでもある生活を送っているーはずだった。学校では成績優秀な反面、夜な夜なひったくりを行う中学生・望。自転車泥棒に正義と称し暴行を働く弓矢。マンション内で淫らな関係に耽る、弓矢の異母兄・充也。事故に遭い、就職活動を失敗したフリーターの根岸。彼らの因果が重なる時、最悪の絶望が生まれる…。衝撃の“黒小野寺”作品が登場!(「BOOK」データベースより)
ダーク小野寺さんが再降臨。
他作品には見られないエッジの利いた展開と終始暗めの雰囲気が特徴的な1冊です。
ほんわか暖かな小野寺さんを求める人からすると賛否がありそうですが、違う小野寺さんも見てみたい! と思う人には、ぜひとも読んでほしいと思います。
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では、最後にまとめてみましょう。
今回紹介した奥田英朗さんの読んでおくべき傑作6冊はこちら。
小野寺史宜さんの作品が気になった方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
それでは、本日はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!