PON!と宴





辛い時、苦しい時に読みたい! 背中を押してくれる小説 12選

管理者:宴

どうも、こんばんは。

辛くて苦しい宴です。

 

 

今回は背中を押してくれる小説 12選をお届けします。

 

  • 辛いから助けてほしい!

  • 苦しくて逃げ出したい!

  • 背中を押してほしい!

 

という方々にぴったりな内容となっています。

最後までお付き合いよろしくお願いします!

 

 

 

背中を押してくれる小説 12選

生きていれば辛いことや苦しいことのひとつやふたつは日常茶飯事。

そんな時に、前へと進めるように、そっと背中を押してくれる小説を12冊ほど紹介していきますので、ご覧ください。

 

それでは、どうぞ。

 

ツナグ|辻村 深月

あらすじ

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員…ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。(「BOOK」データベースより)

ちょっと一言

背中を押してくれるのは、何も生きている人だけではありません。

死者が残された人の背中を押すことだってあるのです。

正者と死者との邂逅。

その先にあるものは何なのか。

ツナグは教えてくれます。

 

ビタミンF|重松 清

あらすじ

炭水化物やタンパク質やカルシウムのような小説があるのなら、ひとの心にビタミンのようにはたらく小説があったっていい。そんな思いを込めて、七つの短いストーリーを紡いでいった。Family、Father、Friend、Fight、Fragile、Fortune…〈F〉で始まるさまざまな言葉を、個々の作品のキーワードとして埋め込んでいったつもりだ。そのうえで、けっきょくはFiction、乱暴に意訳するなら「お話」の、その力をぼく(著者)は信じていた。(「BOOK」データベースより)

ちょっと一言

世のお父さま、ひょっとしてお疲れではありませんか?

そんな時はビタミンFです。

本作を読めば、明日からきっとまた頑張れるはず。

どうか、無理はなさらないように。

 

強運の持ち主|瀬尾 まいこ

あらすじ

元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子や、占いが何度外れても訪れる女子高生、物事のおしまいが見えるという青年…。じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊。(「BOOK」データベースより)

ちょっと一言

当たるも八卦当たらぬも八卦。

とよく言われますが、僕は占いは当たってなんぼの世界だと思っていました。

が、違ったのです。

大事なのお客さんの背中を、ポン! と押すことだったのです。

何か辛いことがあれば、みなさんもルイーズ吉田さんにに背中を押してもらいましょう。

 

夢をかなえるゾウ|水野 敬也

あらすじ

「お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで」ダメダメなサラリーマンの前に突然現れた関西弁を喋るゾウの姿をした神様“ガネーシャ”。成功するために教えられたことは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかりで…。ベストセラー『ウケる技術』の著者が贈る、愛と笑いのファンタジー小説。(「BOOK」データベースより)

ちょっと一言

背中を押してくれるのは人間だけとは限りません。

時にはゾウが背中を押してくれることもあるのです。

本作はゾウみたいな神さまガネーシャによる、哲学書のような小説です。

人生を変えたい人には必読の一冊となっています。

 

また、同じ夢を見ていた|住野 よる

あらすじ

「人生とは和風の朝ごはんみたいなものなのよ」小柳奈ノ花は「人生とは~」が口癖のちょっとおませな女の子。ある日、彼女は草むらで一匹の猫に出会う。そしてその出会いは、とても格好いい“アバズレさん”、手首に傷がある“南さん”といった、様々な過去を持つ女性たちとの不思議な出会いに繋がっていきー。大ベストセラー青春小説『君の膵臓をたべたい』の住野よるが贈る、幸せを探す物語。(「BOOK」データベースより)

ちょっと一言

人生とは何か。

誰もが一度ぐらいはぶつかるであろうお悩みに、ついに答えが。

小柳奈ノ花と不思議な出会いがそれを教えてくれます。

人生の迷い道に入り込んでしまった人におすすめの一冊です。

 

デッドエンドの思い出|よしもと ばなな

あらすじ

つらくて、どれほど切なくても、幸せはふいに訪れる。かけがえのない祝福の瞬間を鮮やかに描き、心の中の宝物を蘇らせてくれる珠玉の短篇集。(「BOOK」データベースより)

ちょっと一言

あ、ここは人生の行き止まりなんだ。

そう思ったことはありませんか?

そんな時は吉本ばななさんに助けてもらいましょう。

吉本ばななさんが作り出す世界は、とても優しく背中を押してくれます。

人生に行き止まりなんかないのかもしれません。

 

カラフル|森 絵都

あらすじ

生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが…。不朽の名作ついに登場。(「BOOK」データベースより)

ちょっと一言

生きていると大変なことや辛いことが盛りだくさんです。

でも、ちょっとだけ視点を変えてみると、それはひょっとして楽しいことなのかも…?

黒だと思っていたら白だったのかも…?

この世界がどれだけカラフルなのか、本作は教えてくれます。

 

むき出し|兼近 大樹

あらすじ

小さい頃から、殴って、殴られるのが普通だった。誰も本当のことを教えてくれなかった。なぜ自分だけが、こんな目にあうんだろうー上京して芸人となった石山の前に現れる、過去の全て。ここにいるのは、出会いと決断があったから。著者渾身の初小説。(「BOOK」データベースより)

ちょっと一言

チャラい人はずっと昔からチャラいと思っていませんか?

そんなことはありません。

今は「ポンポン!」と言っている人にも、苦しくて、もがきまくった過去があったりするのです。

本作は芸人EXITの兼近 大樹さんが書いた小説です。

むき出された真摯な物語には、大きな勇気をもらうことができることでしょう。

 

雨夜の星たち|寺地 はるな

あらすじ

三葉雨音は他人に感情移入できない26歳。同僚星崎くんの退職を機に、仕事を辞め移動手段のないお年寄りの病院送迎や雑用をする「しごと」をはじめる。他人に関心がないのは、相手のことをわかった気になりたくないからじゃない?文芸界の注目著者が「めんどうな人」の機微を描く!(「BOOK」データベースより)

ちょっと一言

よく空気が読めないと言われる方々に朗報です。

空気って読むものではないんです。

吸うものなのです。

本作は上手いこと生きれない人の背中を、「それでいいんだよ」と押してくれる心強い一冊です。

めんどうな人のバイブルとなることでしょう。

 

はじめての|島本 理生/他

あらすじ

アンドロイドの「僕」と所有者との間に何があったのか。とある国の施設に保護された僕は、「先生」に手紙を書きはじめた(島本理生「私だけの所有者」)。家出をして海沿いの駅に降り立った私は、花束が手向けられた夜の広場で、突然、不思議な女の子から声をかけられた(辻村深月「ユーレイ」)。並行世界で起きたテロへの関与を疑われ、捕らわれた愛娘の夏穂。宗一は夏穂を救いに、単身、もう一つの“鏡界”へと向かう(宮部みゆき「色違いのトランプ」)。幼馴染の椎太が好きでたまらない高校生の由舞は、四回目の告白を確かなものとするため、過去の告白を消し去ろうとする(森絵都「ヒカリノタネ」)。4人の直木賞作家が、YOASOBIとコラボレーション。「はじめて」をモチーフに描かれた4つの物語。現代エンターテインメントの最前線&最高峰!(「BOOK」データベースより)

ちょっと一言

何事もはじめては勇気が出ないものですよね。

そんな時には本作がおすすめ。

『はじめて』って、もしかすると良くない結果になるかもしれないけど、こんなにもワクワクすることでもあるんだ、と感じられるはずです。

一生で一度きりの『はじめての』を楽しんで生きていこうと思える一冊です。

 

おまじない|西 加奈子

あらすじ

「あなたは悪くないんです。」(「燃やす」)「私たちは、この世界で役割を与えられた係なんだ。」(「孫係」)「弱いことってそんないけないんですか?」(「マタニティ」)-さまざまな人生の転機に、まじめさゆえに孤独に思い悩んでしまう女性たちの背中をそっと押して、新しい世界に踏み出す勇気をくれる魔法のひとこと。珠玉の八編、ついに文庫化!巻末に長濱ねるとの特別対談を収録。(「BOOK」データベースより)

ちょっと一言

人生には辛いことが山ほどあります。

そんな人生を歩んでいくためのおまじないなんかがあれば、どんなにいいことでしょうか。

と、思っていたらありました。

本作はタイトル通りおまじないそのもの。

人生にそっと寄り添ってくれるような一冊です。

悩んだり傷つい時は、本作が特効薬となってくれることでしょう。

 

奇跡集|小野寺 史宜

あらすじ

小さいけれど確かに人生を左右する(かもしれない)7つのミラクルを描く、連作短編小説!(出版社より)

ちょっと一言

みなさんは奇跡を体感したことがありますか?

本作は7つ奇跡を集めた短編集です。

その奇跡たちを見ていると、人生って悪くないな、と思えることでしょう。

幸せな気持ちになれる最強の一冊です。

 

最後に

今回は『背中を押してくれる小説 12選』を紹介しました。

 

本はおもしろかったり、為になったりするだけではなく、時には背中を押してくれたりもします。

辛くて苦しくてどうにもならない時には、今回紹介した本に頼ってみてくださいね。

 

それでは本日はこのへんで。

ご覧いただきありがとうございました。

管理者:宴
またのお越しをお待ちしております!
 

 


 


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