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初心者でも読みやすい! おすすめの時代小説 6選

管理者:宴

どうも、こんばんは。

時代小説初心者の宴です。

 

 

時代小説…挑戦してみたいけど、難しそう…

知らない武将の名前とかバンバン出てきそう…

そんなみなさま方に朗報があります。

ここだけの話、初心者の方でも比較的読みやすい時代小説があるのです。

 

そんなわけで、今回は「初心者でも読みやすい! おすすめの時代小説 6選」をお届けいたします。

 

  • 時代小説に挑戦してみたい!

  • 読みやすい時代小説を探している!

  • 難しくない時代小説を探している!

 

という方々は、ぜひともご覧くださいませ。

それでは、どうぞ。

 

 

黒牢城

<あらすじ>

「おぬしならばこの曲事を解ける」本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。 (「BOOK」データベースより)

 

…ん、立て籠もり?

…それはおもしろいの?

と不安に思われた方々に一言。

これが最高におもしろいんです!

 

次々におこる事件と謎に翻弄される荒木 村重。

不安に駆られる有岡城の人々。

そして、怪しさ満点な黒田官兵衛。

 

これらの要素が立て籠もりを緊迫感溢れる戦いの物語へと導いていきます。

違和感なく融合した時代小説とミステリーに、有岡城共々揺さぶられちゃってくださいませ。

 

心淋し川

<あらすじ>

江戸、千駄木町の一角を流れる、小さく淀んだ心淋し川。そこで生きる人々も、人生という川のどん詰まりでもがいていたー。悪戯心から張形に仏像を彫りだした、年増で不美人な妾のりき。根津権現で出会った子供の口ずさむ唄に、かつて手酷く捨てた女のことを思い出す飯屋の与吾蔵。苦い過去を隠し、長屋の住人の世話を焼く差配の茂十…。彼らの切なる願いが胸に深く沁みる、第164回直木賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

 

時代小説といえば、武士やら侍やら武将やら将軍やらが登場。

そんなイメージが先立ちますが、庶民にだって素晴らしい物語があるのです。

 

本作は心町という、心淋し川が流れる寂れた町で暮らすワケありの住人たちを描いた小説です。

人には言えない過去や事情を抱えた住人たち。

それでも懸命に生きようとする姿は胸を熱くさせます。

心をじんわりさせたい人は、ぜひとも読んでみてください。

 

また、本作は6篇の連作短編集となっているので、長編はちょっと読むのに自信がないかも…という心配性な方でも安心して読めることでしょう。

 

蝉しぐれ

<あらすじ>

「どうした?噛まれたか」「はい」文四郎はためらわずその指を口にふくむと、傷口を強く吸った。無言で頭を下げ、小走りに家へ戻るふくー。海坂藩普組牧家の跡取り・文四郎は、15歳の初夏を迎えていた。淡い恋、友情、突然一家を襲う悲運と忍苦。苛烈な運命に翻弄されつつ成長してゆく少年藩士の姿を描いた、傑作長篇小説。(「BOOK」データベースより)

 

せっかく読むのであれば、ザ・時代小説を読みたい!

という方におすすめなのが本作。

 

戦いもあれば、謀略もあり、さらに恋愛もあり。

現代小説では描くことができない、時代小説ならではという要素がふんだんに詰め込まれています。

 

とくに恋愛においては…切なすぎます!

この切なさをぜひ一度ご体験くださいませ。

 

大江戸あにまる

<あらすじ>

石樽藩の江戸留守居役の下で働く幸之進は、お人好しで失敗ばかり。おまけに剣術も苦手だ。ある日、草花や獣に目がない乾福助という変わり者が国許からやってくる。同じ頃、異国の動物達ーラクダにワニにオランウータン(!?)が江戸を賑わす事件が勃発、侍らしからぬ二人が巻き込まれてしまう。男勝りの藩主の妻・小桜まで登場し、ますます大騒ぎに!笑いと涙と動物がいっぱいの傑作時代小説。(「BOOK」データベースより)

 

想像してみてください。

いきなり町の中に得体の知れない生き物が出現!

え、宇宙人? それとも妖怪?

そんなことになれば、町はパニックどころの騒ぎではないことでしょう。

 

もしも、それが江戸時代におきたならば…

異国の動物たちが町に出現!

江戸の人からすれば、ワニやマントヒヒは見たことのない得体の知れない生き物なわけで、もちろんパニックに!

 

そんな大事件に巻き込まれた2人の侍はどうなってしまうのか?

そして、江戸の町はどうなるの?

 

最後の最後まで愉快痛快。

笑いと涙が絶えないユニークな時代小説ちなっています。

 

塞王の楯

<あらすじ>

幼い頃、落城によって家族を喪った石工の匡介。彼は「絶対に破られない石垣」を造れば、世から戦を無くせると考えていた。一方、戦で父を喪った鉄砲職人の彦九郎は「どんな城も落とす砲」で人を殺し、その恐怖を天下に知らしめれば、戦をする者はいなくなると考えていた。秀吉が死に、戦乱の気配が近づく中、琵琶湖畔にある大津城の城主・京極高次は、匡介に石垣造りを頼む。攻め手の石田三成は、彦九郎に鉄砲作りを依頼した。大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、信念をかけた職人の対決が幕を開ける。ぶつかり合う、矛楯した想い。答えは戦火の果てにー。「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、圧倒的戦国小説!(「BOOK」データベースより)

 

「最強の楯」と「至高の矛」。

さて、勝つのはどっち問題が紀元前から人々の間で話題となっていますが、ついに決着がつきます。

 

石積みという技巧で造られる「絶対に破られない石垣」という「最強の楯」。

 

対するは、「どんな城も落とす砲」という「至高の矛」。

 

果たして、勝つのはどちらなのか!?  

信念と信念がぶつかり合う熾烈な戦いを描いた熱い1冊です。

 

高瀬庄左衛門御留書

<あらすじ>

神山藩で、郡方を務める高瀬庄左衛門。五十を前にして妻を亡くし、息子をも事故で失い、ただ倹しく老いてゆく身。息子の嫁・志穂とともに、手慰みに絵を描きながら、寂寥と悔恨の中に生きていた。しかしゆっくりと確実に、藩の政争の嵐が庄左衛門に襲いくる。人生の苦渋と生きる喜びを丁寧に描く、武家もの時代小説の新星、ここに誕生!(「BOOK」データベースより)

 

僕には尊敬する人がいます。

その名は高瀬庄左衛門。

その人柄は多くの人に慕われ、堅実に生きていくや言葉には、現代人ではなかなか醸し出せない侍魂を感じさせます。

 

とくに終盤の選択は涙なくしては語れません。

でも、それでこそ僕が尊敬する高瀬庄左衛門だ!

 

時代小説ならではの男気をめいっぱい感じられる1冊です。

 

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ということで、今回は「初心者でも読みやすい! おすすめの時代小説 6選」をお届けいたしました。

この記事がみなさまのお役に立てますように。

 

では本日はこの辺で。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

管理者:宴
またのお越しをお待ちしております!!
 

 


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