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【おすすめ本】『米澤穂信さんのおすすめ本8選』のご紹介

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ご覧いただきありがとうございます。

本と宴へようこそ。

管理者:宴
ところで、『付き合う異性の体重を気にしない人』と『米澤穂信』って…軽いのから重いのまで幅広いよね!
 

どうも、宴です。

人は見た目じゃない、中身が大事なんだ。でも、100㎏を超えている場合は、それはちょっと話が違うので考えさせてほしい。米澤穂信さんなら何㎏でも構わないけどね!

 

ということで、今回は『米澤穂信さんのおすすめ本8選』をご紹介させていただきます。

 

 

 

 

古典部シリーズ

あらすじ

いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。

管理者:宴
知りたがりの少女が知りたがり、冴えた少年がそれを解明し、周りガヤを入れる。氷菓の謎を追う彼らの青春は、忘れていた大事な何かを教えてくれる、かもしれない。
 

 

一作目『氷菓』

二作目『愚者のエンドロール』

三作目『クドリャフカの順番』

四作目『遠まわりする雛』

五作目『ふたりの距離の概算』

六作目『いまさら翼といわれても』

 

小市民シリーズ

あらすじ

小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に迫られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星を掴み取ることができるのか?新鋭が放つライトな探偵物語、文庫書き下ろし。

管理者:宴
小市民を目指す小鳩君と小佐内さんの物語。ところが、この二人どうやら小市民には向いていないようで…シリーズを追うごとに露わになってくる二人の異常性が癖になってたまらない。
 

 

一作目『春期限定いちごタルト事件』

二作目『夏期限定トロピカルパフェ事件』

三作目『秋期限定栗きんとん事件』

四作目『巴里マカロンの謎』

 

犬はどこだ

あらすじ

開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。―それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。

管理者:宴
他作品に比べて文章の勢いがすごい! でも、それだけではなく、やはり、ドカン! と読者の心に驚きを打ち込んでくる。読了後、僕と主人公は嘆く。「犬はどこだ」と。
 

 

 

ボトルネック

あらすじ

亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。

管理者:宴
もしもの物語が心をちくりちくりとぶっ刺してくる! この青春の影は、もはや闇のようなものなのかもしれないね。
 

 

満願

あらすじ

「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが…。鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、恋人との復縁を望む主人公が訪れる「死人宿」、美しき中学生姉妹による官能と戦慄の「柘榴」、ビジネスマンが最悪の状況に直面する息詰まる傑作「万灯」他、全六篇を収録。史上初めての三冠を達成したミステリー短篇集の金字塔。山本周五郎賞受賞。

管理者:宴
気がつけば入り込んでいるミステリーにハラハラし、衝撃の展開に驚き、暗い影を落とす物語に心地よく感じる暗澹。感情を揺さぶられる全六篇に思わず破顔。
 

 

儚い羊たちの祝宴

あらすじ

夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。

管理者:宴
環境が生んだ甘さとちょこちょこ顔を出す狂気と不穏に陶酔。上流階級の漂う雰囲気に痺れる!
 

 

 

本と鍵の季節

あらすじ

堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないいやつだ。そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当ててほしいというのだが…。図書室に持ち込まれる謎に、男子高校生ふたりが挑む全六編。

管理者:宴
え、今事件起きてたのですか? という状況の中、彼らのトークは冴えまくり、推理後は爽快な気持ちにさせてくれる。この二人、とてもいいコンビみたい。これからもずっと仲良くね!
 

 

黒牢城

あらすじ

「おぬしならばこの曲事を解ける」本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。

管理者:宴
荒木村重と黒田官兵衛の切迫した状況と人生観が交錯した歴史ミステリに心がどよめく。歴史の一片に残る白熱の戦いがここにある!
 

 

 


 


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