PON!と宴





面白くて読みやすい! 伏線がすごいどんでん返し小説7選

 

どうも、こんばんは。

産まれてから今日までどんでん返しの宴です。

 

さて、今回は…

面白いどんでん返し小説が読みたい!

そうかそうか、それなら…

 

というわけで、今回の記事は「面白くて読みやすい! 伏線がすごいどんでん返し小説7選」です。

 

  • どんでん返しって何?

  • どんでん返しの由来は?

  • 面白いどんでん返し小説が読みたい!

 

という内容がまとめてあります。

どうぞ、最後までお楽しみください!

 

 

どんでん返しって何?

 

どんでん返しとは、こういう展開になるんだろうなぁ、と思っていたら、予想外の何かが起きて、物語の捉え方が変わってしまう事象のことを言います。

 

具体的には…

 

  • 犯人だと思っていた人が犯人じゃなかった!

  • 語り手が人じゃなかった!

  • 生きている人だと思っていたら、幽霊だった!

 

 などなど、他にも多くのどんでん返しがあります。

 

どんでん返しの由来は?

どんでん返しの由来はなんと歌舞伎。

場面展開をするための「龕灯返し(がんどうがえし)」という仕掛けが発祥。

 

「龕灯返し(がんどうがえし)」は、その後、大太鼓、または大道具を倒すときの音 「どんでんどんでん」から「どんでん返し」と呼ばれるようになったと言われています。

 

どんでん返しの魅力は?

どんでん返しには読者を惹きつけてやまない魅力があります。

 

なぜ、どんでん返しはこうも魅力的なのか?

それは以下の3点にあります。

 

 

  • 驚きと興奮がすごい!

  • どんでん返しを見抜こうする楽しさ!
  • インパクトがあって、記憶に残りやすい!

 

 これはやられたー! というような、どんでん返しに遭遇すると、とにかく驚きと興奮が止まらないのです!

 

どんでん返し未経験の人は、本記事を参考に!

ぜひ味わってほしいね!

 

どんでん返しの注意事項

読者の心を掴んで離さないどんでん返しですが、1つだけ注意事項があります。

 

それはネタバレ。

 

現代ではスマホやパソコンで、小説のあらすじを検索しようものならば、どんでん返しのタネを書いちゃっているサイトもあるので、注意が必要です。

 

伏線がすごいどんでん返し小説7選

 

紹介する6冊はこちらです。

 

 

では、順に紹介していきます!

 

葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午

<あらすじ>

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たしてー。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。(「BOOK」データベースより)

 

どんでん返し…と調べると真っ先に本作が出てくるであろう、どんでん返し界のレジェンド的作品です。

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

  • 恋愛とミステリーのバランスが絶妙!

  • 本当に怖い霊感商法

  • 2回読んでも楽しめる!

 

…の3点になります。

 

よく読んでみると、めちゃくちゃ伏線が散りばめられているのですが…全く気づきませんでした!

僕だけかしら…

 

どんでん返し後の世界に賛否もあるようですが、驚くことは間違いありませんので、ぜひ読んでみてくださいね!

 

まさかそういうことだったとは…!

本当にびっくりしたね!

 

medium 霊媒探偵城塚翡翠/相沢沙呼

<あらすじ>

死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す二人は、世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのはもはや翡翠の持つ超常の力だけ。だがその魔手は彼女へと迫りー。ミステリランキング5冠、最驚かつ最叫の傑作!(「BOOK」データベースより)

 

 

なるほどなるほど、そういう系の作品ですか…と思っていたらひっくり返されます!

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

 

…の3点になります。

 

霊視で真実を暴き出し、そこから理論を結びつける展開にはワクワクが止まりませんでした…と思いきや衝撃の真実が…!

 

途中、あーそういう系の作品ですか…(詳しくは読んでください)と萎えポイントもあったのですが、それすらも伏線!

そんなものを吹き飛ばすぐらいの衝撃を味わえます。

 

ちょっとした切なさもブレンドされていて、大変美味しい作品でした。

 

霊媒探偵にはしてやられたよ…!

…悔しい!

 

ハサミ男/殊能将之

<あらすじ>

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。(「BOOK」データベースより)

 

 

ハサミ男のダークな世界がたまりません!

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

 

…の3点になります。

 

夢か幻か、それとも現実なのか、とてもあやふやなハサミ男の世界観は、ダーク好きの方々には、間違いなくハマることでしょう。

 

果たして、ハサミ男は真犯人を見つけることができるのか?

ぜひこの世界観と衝撃を堪能してくださいね!

 

ハサミ男、お前まさか…!

本当にまさかだったね。

 

この闇と光/服部まゆみ

<あらすじ>

森の奥に囚われた盲目の王女・レイアは、父王の愛と美しいドレスや花、物語に囲まれて育てられた…はずだった。ある日そのすべてが奪われ、混乱の中で明らかになったのは恐るべき事実でー。今まで信じていた世界そのものが、すべて虚構だったのか?随所に張りめぐらされた緻密な伏線と、予測不可能な本当の真相。幻想と現実が混ざり合い、迎えた衝撃の結末とは!?至上の美を誇るゴシックミステリ!(「BOOK」データベースより)

 

 

闇と光…なるほどそういう意味か…! と思わず唸ってしまう1冊です。

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

  • 幻想的な世界を味わえる!

  • レイアの闇と光とは!?

  • 真実はどこに…!?

 

…の3点になります。

 

ゴシック的で美しい世界観を味わえる本作ですが、やっぱりそれだけでは終わりません。

待ち受けていた光が生み出す新たな世界は、とても衝撃的でした。

 

また、最後は「ん、これは…?」と読者の深読み心がくすぐられる展開となっています。 ぜひ、その目で、この闇と光を見届けてください!

 

最後が気になるなぁ…

ずっと考えちゃうね。

 

アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎

<あらすじ>

引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はーたった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

 

 

伊坂幸太郎さんは数多くの有名作品を生み出してきましたが、本作は「これぞ! 伊坂幸太郎!」というのを印象付けた傑作です。

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

  • 意味深なタイトル!

  • 不思議な物語のはじまり!

  • 過去と現在がどう繋がるのか!?

 

…の3点になります。

 

伊坂幸太郎さんの作品の特徴と言えば、読みやすい! というところがあります。

本作も大変読みやすく、不思議な展開を繰り広げているわりには、スッと物語に入ることができました。

 

伊坂幸太郎さん作品初心者の方も、読んだことがあるけど、本作は読んでいないという方にもおすすめの1冊です!

 

まさに伊坂幸太郎っぽい作品だね!

これぞ伊坂幸太郎って感じだよね。

 

花束と毒/織守きょうや

<あらすじ>

憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。そこに現れたのは中学時代にいじめに遭っていた従兄をえげつない方法で救ってくれた先輩の理花だった。調査を進めるにつれ、見えてきた真実。背筋も凍るラスト。気鋭のミステリ作家による、衝撃の傑作長編!第5回未来屋小説大賞受賞。(「BOOK」データベースより)

 

 

とにかくラストに「うああああ〜!」と叫んでしまうこと間違いなしの作品です!

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

  • 過去が現在に及ぼす影響とは!?

  • 一体何が真実なのか…!?

  • ラストに巻き起こる衝撃!

 

…の3点になります。

 

物語自体がおもしろいのはもちろんなのですが…ラストの衝撃が凄すぎて、それだけで傑作と言って過言ではない1冊です。

 

もしも、自分だったらどうするか…?

読了後の余韻コンテストがあれば、ダントツの1位をとれるであろう傑作でした。

 

僕だったら…!

どっちにしても怖いなぁ…

 

殺戮にいたる病/我孫子武丸

<あらすじ>

東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるシリアルキラーが出現した。くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇、平凡な中流家庭の孕む病理を鮮烈無比に抉る問題作!衝撃のミステリが新装版として再降臨!(「BOOK」データベースより)

 

 

猟奇的殺人のグロさが異彩を放ちます!

 

さて、本作の注目ポイントは…

 

 

…の3点になります。

 

猟奇的殺人の嵐が巻き起こる本作ですが、終盤の真実に差し掛かった時の加速度が、マッハを超えているんじゃないかなぁ? と不安になるほど面白かったです!

ドキドキとワクワクと、「え、一体どういうこと?」が入り混じると人はマッハを超えるんですね。

 

グロさが際立つ作品なので、グロい耐性がない人には厳しいものがありますが、大丈夫だよー! という人には、おすすめの1冊です。

 

グロいだけかと思っていたら…!

ラストが衝撃だったね。

 

読書といえば…

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まとめ

今回紹介した6冊はこちらです。

 

 

ということで、今回は「面白くて読みやすい! 伏線がすごいどんでん返し小説7選」をお届けいたしました。

 

本記事の作品群を参考に、どんでん返し小説の世界を堪能していただければ幸いです!

 

では本日はこの辺で。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

管理者:宴
またのお越しをお待ちしております!!
 

 


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