どうも、こんばんは。
ノーストレス人間の宴です。
今回は読書にはストレスを軽減する効果があるよ〜、ということをお話させていただきます。
日常でストレスを溜め込んでしまっている人は、ぜひともご覧ください。
それじゃあ、やってみよう。
読書の効果・メリットを伝えたい〜ストレス軽減編〜
現代社会の半分は忙しいでできている。
仕事では上司に「あれやれ、これやれ」と言われ、学校では「勉強しろ、成績を上げろ」、プライベートでは「俺より先に寝てはいけない、俺より後に起きてもいけない」と関白宣言。
こんな百鬼夜行よろしくな現代社会。
そりゃ、ストレスだって溜まる。
ストレスがあまりにも溜まると、疲れるし、イライラしてしまう。
普段は出ない暴挙に出るかもしれない。
「そこの物とって」と言われたら、とってからここではないどこかへと猛ダッシュするかもしれない。
身体にだって悪いし、病期になる可能性だって高まる。
「ストレス高まる〜」と、「テンション高まる〜」の勢いで思えたらいいのだが、そんなことはない。
太陽は沈めばいいと思うばかりだ。
本当にストレスは溜め込んでも、何もいいことがない。
何か良い解消法はないのだろうか…?
っと、そんな迷える現代人に本日は素敵なストレス解消法を紹介しよう。
それは…読書だ。
読書にストレス軽減効果がある理由
いや、活字ばかり読んでいると逆にストレス溜まりそうなんだけど…?
と思う人がいるかもしれないが、イギリスのサセックス大学が行った研究によると、なんと6分の読書はストレスを68%も軽減するという結果が出ている。
ちなみに他のストレス解消法と比較したデータがこちらだ。
読書をする:68%
音楽鑑賞:61%
コーヒーを飲む:54%
散歩をする:42%
ゲームをする:21%
え、ゲームってストレス軽減率低すぎない?
しんどい時とか、ちょっと息抜きにゲームしよー、っていう感覚だったのだが、低すぎない?
という、どうでもいい驚きもあったが、注目すべきは読書の圧倒的ストレス軽減率だ。
他の方法よりも、読書は優れたストレス解消法であることがわかる。
でも、なぜ読書をするとストレスが軽減されるのか。
それにはいくつか理由があるので紹介しよう。
扁桃体を鎮静化
扁桃体(へんとうたい)というものがある。
これはセルの完全体の分岐パターンではないし、パズドラの新たな進化形態でもない。
脳の中にある神経細胞の集まりである。
こやつはストレスを受けると活性化し、ネガティブ発想を誘発させるというはた迷惑な働きをする大変に嫌な奴だ。
このままストレスが溜まり続けると、扁桃体は働きまくって調子にのってしまう!
誰かこいつを止める奴はいないのか!?
と、ここで正義の味方登場だ。
彼の名は読書。
読書には扁桃体の活動を抑制し、鎮静化させる効果があるのだ。
つまりネガティヴ発想が抑制されるので、ストレスを軽減し、落ち着いた気分へと導いてくれるのである。
ありがとう、読書。
幸せホルモンが分泌
幸せホルモンと聞くと、ホルモン屋さんのメニューにありそうな名前ではあるが違う。
いや、全国を探せばあるのかもしれないが、今は違う。
幸せホルモン。
その正体は脳内にあるセロトニンというホルモンのことである。
セロトニンは、精神を安定させる働きをもつ、まさに幸せな気持ちを司るホルモンなのだ。
つまりセロトニンの分泌を増やせば、ストレスは軽減されるということになる。
では、一体どうすればセロトニンは増えてくれるのか。
その答えは…読書だ。
読書をすると、セロトニンは増加。
落ち着いた気分にさせてくれるので、さよならネガティヴ発想、こんにちはストレス軽減というわけである。
ちなみに難しい本を読んだ際には、エンドルフィンというホルモンも増加する。
エンドルフィンは、ストレスを軽減し幸福感をもたらしてくれるホルモンだ。
仲良くしておこう。
知識を得られる満足感
新たな知識を知ること。
それは自分の成長と「すごいぜ、自分!」というような満足感に繋がる。
いわばネガティヴの反対勢力、ポジティブな気持ちになれるのだ。
だが、多くの知識を得るには勉強など、学ぼうとする意欲が必要になる。
いやぁ、そんなのめんどくさい! と思うだろう。
同志よ、僕もだ。
そこでうってつけなのが読書なのである。
作家さんは物語をよりリアルにするため、参考書や専門家のアドバイスを作品に取り入れたりしている。
つまり本は知識の塊なのだ。
勉強に比べ、読書は物語を楽しみながらも知識を得ることができる夢のような異空間。
その満足感は、ストレス緩和だけではなく、自分成長にも繋がっていくことだろう。
ネガティヴからの逃避
ネガティヴは分裂細胞をする。
考え出したらどんどん増えていく困った奴だ。
カビーキラーならぬ、ネガティヴキラーが発売されると爆売れすると思うが、2024年現在発売される気配はない。
このままではネガティヴ発想は爆裂して、ストレスは溜まっていく一方。
こいつの侵攻を止めるには一体どうすればいいのか。
そんな時にいい方法がある。
よし、忘れてしまおう。
読書は「あんな奴のことなんか忘れて、俺のところに来いよ!」と言わんばかりに、ネガティヴを忘れさせてくれるナイスガイ。
物語に没頭させ、現実世界のストレスの原因となるものから意識を逸らしてくれるのだ。
ひとときの現実世界からの脱出。
そんな素敵な時間をくれる読書はなんていい奴なんだろうか。
読書で効果的にストレスを軽減する方法
ここまでは、読書のストレス軽減効果はすごいよ! という話をしてきた。
だが、わいはもっとストレス軽減したいんだー! という食いしん坊さんもいるかと思う。
そこで、ここからはより効果的に読書でストレスを軽減する方法を紹介していこう。
ゆっくりと読む
読書はどうしても時間がかかってしまう。
どんなにサラリと読める小説でも3時間。
長ければ2〜3日、多忙人だと1週間ぐらい、下手すれば3年の月日が経ってしまうかもしれない。
なので、早く1冊読み終えて、次々に迫り来る新しい本たちを読みたい! という気持ちはすっごくよくわかる。
わかるけど、まずは落ち着いてほしい。
どうか、落ち着いて!
というのも、ストレス軽減に効果的な読書は早く読むことよりも、ゆっくりと読むこと。
だから、ストレスを顔に塗りたくっているよ、という人は、とりあえず落ち着いてリラックス。
落ち着いた気持ちで、ゆっくりと読書をしてみよう。
静かな空間や、スマホやパソコンを遠ざけるなどの環境作りも大切だ。
わかりやすい本を選ぶ
せっかく読書をするのだから、難しい本を読もうとする人がいたんですよー。
なーにー!?
男は黙って、わかりやすい本。
ということで、難しい本を読むチャレンジ精神は20円ほどで買いたいぐらいなのだが、ちょっと待ってほしい。
ストレス軽減効果が最も高いのは、自分が読んでいてわかりやすいと感じる本なのである。
というのも、難しい本だと理解が追いつかずに、上手いこと物語に入り込めず、読書に没頭できない可能性がある。
ストレス軽減を意識するのであれば、わかりやすい本を読むことにしよう。
好きなジャンルを読む
僕はいろんなジャンルの本を読むのだが、その中でも純文学は難しかった。
というのも、純文学は心理描写が多く、大きな出来事や事件がない作品が多い。
純粋に物語だけを追うと、おもしろさがどこかわからなかったのだ。
その後、僕の読書レベルは上がり、「純文学おもしれー!」になるのだが、それはまた別のお話。
今とりあえず言いたいのは、自分が読んでいるジャンルと違う作品を読むと、読書に没頭できないかもよ。
物語に入り込めないかもよー! ということだ。
ストレス軽減をより高めるには、物語に入り込むことが絶対条件。
いろんなジャンルを読むことはメリットもあるが、ストレス軽減重視ならば、好きなジャンルを読むことにしよう。
感情移入しやすい本を読む
ここまで読んでくれたと言うことは、ストレスを軽減する読書=物語に入り込むこと、の図式は理解いただけたかと思う。
それでは、ここで物語に入り込むための方法をまたひとつ紹介したい。
それは登場人物に感情移入すること。
登場人物に共感し「こいつは俺だ…」「こいつの気持ちわかる!」というように感情移入すると、もう君は物語の中にいる。
ジャンルとしては、家族ものや冒険ものなどが感情移入しやすいかと思う。
あとは、あらすじなどを読むと、自分が感情移入しやすそうな本かの目安になるだろう。
また、感情移入すると、想像力や共感力の向上にも繋がるので一石二鳥である。
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ということで、今回の記事は『読書の効果・メリットを伝えたい〜ストレス軽減編〜』をお届けした。
ストレスにお悩みの方は、ぜひとも参考にしてほしい。
そして、読書のすごさを実感していただきたいと思う。
それでは本日はこのへんで。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!