どうも、こんばんは。
コロナ禍は大変だった宴です。
今回は『コロナ禍の現在だからこそ読みたいおすすめの小説 6選』をお届けします。
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コロナ禍関連の小説が読みたい!
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コロナ禍は本当に大変だった!
- 感染症・緊急事態下を描いた小説が読みたい!
という方々におすすめの内容となっております。
最後までごゆるりとお楽しみください。
コロナ禍の現在だからこそ読みたいおすすめの小説 6選
世界中を絶望と恐怖に陥れたコロナ。
今回は、そんなコロナ禍の現在だからこそ読みたいおすすめの小説を6冊ほど紹介しますので、ご覧ください。
それでは、どうぞ!
<他にもこんなおすすめ記事>
機械仕掛けの太陽|知念 実希人
これは未知のウイルスとの戦いに巻き込まれ、“戦場”に身を投じた3人の物語ー大学病院の勤務医で、シングルマザーの椎名梓。同じ病院に勤務する20代の女性看護師・硲瑠璃子。引退間近の70代の町医者・長峰邦昭。あのとき医療の現場では何が起こっていたのか?自らも現役医師として現場に立ち続けたからこそ描き出せた圧巻の物語。(「BOOK」データベースより)
▶ ちょっと一言
コロナとは何だったのか?
実際の医療関係者のしんどさはどれほどのものだったのか?
本作を読んで、僕はコロナ禍のことを何もわかっていなかったんじゃないか、と思い知らされました。
ここにコロナ禍の真実があります。
もっと早くに読んでおきたかった、と悔しくなる一冊です。
火定|澤田 瞳子
藤原氏が設立した施薬院の仕事に、嫌気が差していた若き官人・蜂田名代だったが、高熱が続いた後、突如熱が下がる不思議な病が次々と発生。それこそが、都を阿鼻叫喚の事態へと陥らせる“疫神(天然痘)”の前兆であった。我が身を顧みず、治療に当たる医師たち。しかし混乱に乗じて、お札を民に売りつける者も現われて…。第一五八回直木賞にもノミネートされた、「天平のパンデミック」を舞台に人間の業を描き切った傑作長編。直木賞&吉川英治文学新人賞ダブルノミネート作品。(「BOOK」データベースより)
▶ ちょっと一言
コロナ禍は人間をパニックに陥れました。
飛び交う噂やコロナ警察、ワクチン反対。
そして、それはいつの時代でも似たようなことがおきていました。
本作は昔々、実際に起きた『天平のパンデミック』を描いた物語です。
感染症が巻き起こす本当の恐怖は、とても衝撃的。
今も昔も変わらない人間の弱さと医療従事者のへの感謝に胸が震わされます。
コロナと潜水服|奥田 英朗
ある理由で家を出た小説家が、葉山の古民家に一時避難。生活を満喫するも、そこで出会ったのは(「海の家」)。早期退職の勧告に応じず、追い出し部屋に追いやられた男性が、新たに始めたこととは(「ファイトクラブ」)。人気プロ野球選手と付き合うフリー女性アナウンサー。恋愛相談に訪れた先でのアドバイスとは(「占い師」)。五歳の息子には、新型コロナウイルスが感知できる?パパがとった究極の対応策とは(「コロナと潜水服」)。ずっと欲しかった古いイタリア車を手に入れ乗り出すと、不思議なことが次々に起こって(「パンダに乗って」)。コロナ禍の世界に贈る愛と奇想の奥田マジック。紙の本にだけ、作中の登場曲が楽しめるSpotifyのプレイリスト付き!!(「BOOK」データベースより)
▶ ちょっと一言
コロナ禍は心が荒むことも多くありました。
そんな時に絶大な効力を発揮するのが本作。
奥田英朗さんが放つユーモアと不思議で出来ているファンタジーは、温かくて優しい気持ちにさせてくれます。
心の鎮静剤として、おひとついかがでしょうか?
春のこわいもの|川上 未映子
ギャラ飲み志願の女性、深夜の学校へ忍び込む高校生、寝たきりのベッドで人生を振り返る老女、親友をひそかに裏切りつづけた作家…かれらの前で世界は冷たく変貌しはじめる。これがただの悪夢ならば、目をさませば済むことなのに。感染症が爆発的流行を起こす直前、東京で6人の男女が体験する、甘美きわまる地獄めぐり。(「BOOK」データベースより)
▶ ちょっと一言
本作はコロナ直前の6つの物語を詰め込んだ川上未映子さんらしい短編集です。
これからコロナ禍が起きるという前提が、本作を春のこわいものにしています。
本当にこわいものは、果たしてコロナなのか、それとも人の心なのか。
ぜひ、その目でお確かめください。
緊急事態下の物語
ただ街を映すだけのライブカメラは、嘘のない「正しい」世界…。パンデミック下の孤独な者たちの群像劇。(『ただしみ』)。コロナ禍の新たな日常を送る、育ち盛りの中学生・玲奈のもとに、ある日突然おとずれた「濃厚接触」の知らせ(『腹を空かせた勇者ども』)。顔の見えない「ジェントルマン」の声に従い、反ユートピアの物語を紡ぐ男がくわだてる、脱ディストピアの叛乱(『オキシジェン』)。感染症を世界へ巻き散らすことを計画する組織“臆病なテロリスト、臆病な殺人者”に志願したわたしが出会った、究極の人工美を備えた女・アイラ(『MINE』)。死者は活発に人肉を求め、生者が死んだように隠れて暮らす世界で、ぼくは飼い猫を探す旅に出た(『天国という名の猫を探して悪魔と出会う話』)。最前線の作家たちが贈るもうひとつのパンデミック。(「BOOK」データベースより)
▶ ちょっと一言
緊急事態に陥るのはコロナ禍の時だけではありません。
本作で描かれるのは多種多様のパンデミック。
緊急事態宣言が出された時は、本当に驚きましたが、それと同じくらい作家さんの発想の凄さというものに驚かされます。
胸騒ぎが止められない一冊です。
十年後の恋|辻 仁成
離婚して十年、そして、私はようやく恋をした。パリで暮らすシングルマザーのマリエ。小さな投資グループを主宰するアンリ。運命的なふたりの出会いは、新型コロナウイルスに翻弄される。新しい世界の永遠の恋心を描いた辻仁成の最新長編小説。(「BOOK」データベースより)
▶ ちょっと一言
コロナの影響はいろんなところに及んでいます。
中でも一番影響を受けたのが、人の心。
コロナ禍前と後にまたがった恋心は、どう変わって、どこへ向かっていくのか。
綻びそうな恋心に胸が絞めつけられます。
10年後にもう一度読みたくなるであろう一冊です。
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ということで、今回は『コロナ禍の現在だからこそ読みたいおすすめの小説 6選』を紹介しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!